2010年7月31日東急東横線10両化対応工事調査(1)
2010年7月31日に東急東横線10両化対応工事状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します!!
その(1)として、綱島、武蔵小杉、自由が丘の状況です。
ホーム延伸工事をする旨はしっかり記載されていますし、実際そういう現場になっていますが、工事範囲を見ると、ホーム延伸部分以外にも仮囲いがあるなど、単なる延伸だけではないことが伺える記載になっています。
渋谷方に2両ぶん延伸している状況です。
木製覆工が上下線びっちり敷き詰められており、列車運行に支障しない範囲で工事が出来るよう防護柵が設けられていますね。
防護柵形状が工事スペースの狭さを伺わせます。
基礎構築からホーム構築という流れかと思いますが、現時点では基礎構築を行っている状況のようです。
ホーム幅は写真-1の図面からも、この現状からも、あまり広く出来ないことが分かりますね。
写真-1の図面から、延伸部以外の施設改修が行われることが読み取れました。
実際現場はどうなっているのかというと、小さい仮囲いが点在しており、その同様の範囲に木製覆工が敷き詰められている状況でした。
仮囲いの形状、スパン、この手前には上家があることからすると、ホーム延伸とあわせて上家の延伸を行うのかなと考えました。
さすがにホーム延伸部はホーム幅が無いので上家構築は無理でしょうが、その手前部分までなら何とかなりそうです。
続いて武蔵小杉駅ですが、初めて工事状況らしきものを確認することが出来ました。
ホームの延伸は渋谷方に2両ぶん延ばす計画のようで、JR南武線の武蔵小杉駅部分を挟む漢字で長大桁を流してホーム延伸をする模様です。
そのため、延伸ホーム桁を受ける橋脚を構築しているのが現状と言えそうです。
JR南武線をオーバーラップする桁の前後部分で工事をしているのが分かるでしょうか。
見ての通り、橋の先は通常の線間幅になるわけで、延伸するホームは幅が狭い形になるでしょう。
よって、10両の施設を要しない目黒線側の面は柵なり壁なりが構築されそうですね。
自由が丘駅は、下り線の渋谷方にホーム延伸スペースを確保すべく、下り副本線の分岐位置を移設するための基礎・路盤構築を進めている状況でした。
線路移設といった動きまでにはもう少しかかるようです。
以上です!!