2010年11月15日京王線笹塚駅引上線改良工事調査
2010年11月15日に京王線笹塚駅の引上線改良工事調査をしてきましたので、報告します!!
実のところ、改良工事を行っているのはさっぱり知らず、京王の公式サイトで切換が行われることを初めて知りました。
京王線直通列車が10両化されているため、笹塚の引上線(のうち1線)が10両化されれば、都営新宿線も10両化できるということでしょうか。
調べてみたら、都営の車両も一部編成は10両化されているようで、知らぬ間に動きがあったのですね!!
編成両数の縛りが無くなった段階でダイヤの変化はあるのかどうか、ちょっと気になります(笑)!!
以下、コメントです。
お知らせの文面どおりの内容なのでしょうね。
笹塚の2本ある引上線が完全に使用できなくなるため、7:30~21:30頃まで通常の約70%の本数で運行する模様です。
日中時は20分サイクルに3本設定されているので、2/3が走ると捉えれば良いのかな。
ここで、12月5日のダイヤがどのようになるか、ちょっと考えてみました。
新線新宿~笹塚間が10分間隔の運転になるとの事で、ただでさえ減便しているので、概ね10分間隔で走らせたいと考えると、おのずとスジは決まってくる感じですね。
新宿折り返しが20分サイクルに2回なので、通常時ダイヤより折り返し間合を短くすれば、何とか対応が可能です。
笹塚止まりは笹塚の引上線が使えませんので、京王線のダイヤに支障しない形で桜上水なり八幡山まで回送することになりましょう。
仮に桜上水折り返しならこんな感じのダイヤになるのかな??
12月5日の切換の印象が強いですが、現地を見ると既に動きが出ています。
そもそも目的が「引上線の有効長を伸ばす」ことになりますが、シーサスの移設先には京王線への渡りが設置されており、簡単な移設ではないという事ですね。
既に京王線方面の渡りについては上下とも置き換えが完了しています。
驚くべきは、その置き換えられた分岐が所謂「複分岐」になっているという事でしょう。
引上線のシーサスを極力駅側に近づけたいため、京王線への渡りが終わる前に分岐させようという珍しい構造です(オイラは阪急宝塚線とかでしか見たこと無いです)。
もうちょっとアップで見てみましょうか!!
おお、なんとメカメカしい状況でしょうか。
線形は京王線への渡りのほうを優先している感じですが、引上線側の有効長を確保するためにこういう線形になったという感じなのかも。
これだけの工事を切換無しでやってきたのに、12月5日はどうして大々的に施工するのかな?ということですが、やはりシーサスの撤去、新設は一晩では難しいという事なのでしょうか?
ひょっとしたら軌道は挿入できても信号の関係で時間がかかる(回路が複雑そうですし)のかも。
愛用グーグルアースさんで、シーサス移設後の有効長をチェックしてみましたが、本当にギリギリなんですね。
下り線側の短い側は頭端部に多少手を入れる必要があるんじゃないかな?と思えるくらいです。
10両化が必須との事で頑張っているのでしょうが、ゆえにその後の動きが気になりますね!!
12月5日の切換は正直見てみたいです(笑)!!