2011年4月 2日

京阪線2011年5月28日改正ダイヤを想定する!!

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 約1ヶ月前のプレスという事で、そうとう遅いタイミングになってしまいましたが、京阪線が5月28日にダイヤ改正をすることを知りました。

 淀駅の工事進捗に伴うダイヤ修正というニュアンスから、微調整かなぁと思ったら、何とまぁ大々的な変更ではありませんか!!

 中之島線の輸送形態を大きく見直す形になっていますが、本数の減少具合を見れば全体的に整理したかった事が読み取れる感じで、利用状況を踏まえた効率的なダイヤを設定してきた印象です。

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 後だしジャンケンぽくて格好悪いですが、まだ正式ダイヤは発表されていないようなので、想定ダイヤを作成してみることにしました!!

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図:京阪線2011年5月28日改正ダイヤ想定案

 例によって、本数が多い大阪方をあえて上側にしています。

 <特急スジについて>

 ダイヤパターンは基本現行の形であることは何となく分かったのですが、一番最初に気になったのが京都側の発車時刻が変更されているという事です。

 現行では大阪方、京都方いずれも発車時刻を00、10・・・という形で分かりやすくしていましたが、改正プレスの特急運転時間帯の時刻の書き方を見ると、どうやら京都方出町柳の発車時刻は04、14・・・という形になりそうなんですよね。

 大阪方は変更が無い様なので、出町柳の折り返し時間はおそらく8分になると考えられ、京都方面列車は現行の54分運転が56分運転とならざるを得ないようです。

 同じことが大阪方面列車にも当てはまり、仮に出町柳発が04、14・・・発だとすると、現行の所要時間54分では淀屋橋の折り返し時間が2分となり苦しいことから、所要時間を4分足した58分運転として淀屋橋の折り返しも8分とすることになろうかと思います。

 おそらくその余裕は停車時間に充てられると思われ、制約は終点駅の折り返しですから、手前の主要駅までは極力現行ダイヤのスジで走らせるのではないかな?と思ったり。

 この変更の意図ですが、特急自体のスジに余裕が無いための見直しという考え方や、折り返し時間を確保したいというサービス的な観点もありそうですが、特急以外の列車の運用構成を考えた時に都合が良いからという意味合いもありそうです。

 <その他列車のスジについて>

 特急スジを決定してから、中之島線の京橋乗換え61分という条件を元にスジを引き、極力擬似10分サイクルを組むよう調整した結果、京都口で各駅に停車する準急と普通の7連運用を固定することが出来ました。

 萱島折り返し系統は萱島折り返し系統で固定できることから、ここには7連以外が充てられることになり、そういう意味合いで特急スジを寝かせることを許容したのかなぁなんて思っています。

 大阪口の区間急行が無くなったことにより、本数は一気に減った形にはなっていますが、接続関係を考慮すれば、それほど利便性が落ちるという感じではないのかもしれません。

 萱島あたりは急行を停車させても良いかなぁと思ったりはしましたが、全体のバランスを見ると、まぁやむを得ないのかなと判断しました。

 ん~、乗りたくなってきました。

 大阪行きたい・・・