2011年7月11日

2011年7月9日京成押上線曳舟駅付近工事調査

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 2011年7月9日に京成押上線曳舟駅付近の工事状況調査をしましたので、報告します!!

 今回の着目点は駅施設部分のうち位置が切り換わった仮上りホームの明治通り側改札口と、高架橋構築が進んでいる押上方部分であります。

 以下、コメントです!!

 

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写真-1:仮上りホーム明治通り側改札口(駅舎外観)

 京成曳舟駅部分の上り線仮線化時の段階では、明治通り側の改札口は既存のものを使用し、連絡通路を設けて新設された仮設ホームに繋ぎました。

 何等か同時切換できない理由があったのでしょうが、そのままでは上り高架線構築に支障するわけで、やはり仮施設化されました。

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写真-2:仮上りホーム明治通り側改札口(改札口)

 ホーム端部にそのまま改札口を設置した形になっていて、ホームレベルに自動改札機が設けられ、そこから出口に向かってスロープになっています。

 自動改札はホーム上の柱を避ける形で離れて2台設置し、有人窓口の関係で右側通行になっていますね。

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写真-3:仮上りホーム明治通り方端部付近状況

 従来の改札口に繋がっていた通路はきれいさっぱり無くなっており、ホーム部分もフェンスで囲われていました。

 仮ホームは上り線高架化までこの姿のままでしょう!!

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写真-4:曳舟駅押上方高架橋構築状況1

 曳舟駅の押上駅側は高架橋構築が進んでおり、姿を見せつつあります。

 駅付近は柱の鉄筋組みがなされた状況で、その奥には既に大方完成した高架橋が見えています。

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写真-5:曳舟駅押上方高架橋構築状況2

 高架橋はスペース上、上下線同時には構築できず、上り線部分を構築していますが、写真の通り一部範囲のみ下り線部分も構築していますね。

 この付近の高架橋構築が先行して行われているのと、一部分のみ下り線部分も施工しているのは、後述する長大桁構築が関係していたのかな?と思ったり。

 最近ほとんど経過を見ていなかったので経過は分かりませんが、道路2本を中間橋脚無しに長大スパンで飛ばす構造となると、それなりに前後区間の構築が必要になりますよね。

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写真-6:複数道路交差部は長大スパン桁を構築中

 道路2本が至近距離にあるため、一気に桁で飛ばしましたね。

 下から見ると、どうやら上り線部分のみの構築のようです。

 見た目一気に工事が進んでいるような感じがしますね。

 道路上工事なので工事箇所の外側がガッチリガードであります!!

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写真-7:切換口付近も可能な範囲で高架橋構築中

 前述の桁の押上方部分も切換口付近までは高架橋構築が進んでいます。

 おそらく桁構築の関係で先行して構築している部分もありそうですが、ここより押上方部分は今回の切換まで手が付けられないため、施工量平準化を考えるとここまでにやってしまおうという感じもありましょうかね。

 今後は切換した範囲のアプローチ構築が進んでいくのでしょうか?

 楽しみですね!!