2012年5月 6日

2012年4月24日相鉄線瀬谷駅工事調査

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 2012年4月24日に相鉄線瀬谷駅の工事状況を調査しましたので報告します。

 4月29日のダイヤ改正で整備中の外側線を使用開始し、現在使用中の内側線を使用停止することになる訳ですが、切換直前状態の確認ということで!!

 以下、コメントです。

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写真-1:ホーム変更案内掲示

 瀬谷駅は2面4線化工事が進められていますが、新設の下り副本線、殆ど未使用の上り副本線の再整備が終わればそのまま完成なのかと思われました。

 が、フタを開けてみたら、外側2線を使用して内側線の工事が行われることになりました。

 随分手間をかけて工事をするんだなぁと思いましたが、完成までの工期が確保できるのであれば、工事範囲をブロックに分けて作業能率の悪い夜間ではなく昼間に営業線と切り離して工事をするというのは理にかなっているのかなと。

 瀬谷の調査をしていると、いつも昼間に工事をしているのを見ていたので、そういう施工なのかなぁと思いました(実態は分かりませんが)。

 既に使用している内側線で何の工事があるのか?という疑問もありますが、ホーム構造の改良とか、レールレベルを変える(レベルを下げるのは困難というのが一般的な認識ですよね)とか、そういう全体的な整備を行うのかなと考えます。

 よって、軌間はそれほど必要ないものの、集中的に改良工事を進めていくのかなと思います。

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写真-2:下り線終点方状況

 下り線終点方ですが、分岐が挿入された状態になっており、分岐の方向を切り替えるだけですね。

 信号関係はバッテンマークが付いています。

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写真-3:上り線終点方状況

 上り線の終点方については分岐が挿入されておらず、このタイミングでこの状況という事は、棒線のまま線路を外側に振る形になるのでしょうか。

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写真-4:上りホーム状況

 上りホームの中間付近の状況です。

 基本的に下りホームと同様ですが、整備された外側線は端部タイルと内方線付点状ブロックになっているのに対して、内側線は古いタイプの施設のままです。

 舗装についてもホーム2/3程度を外側線基準で整備しているような感じなので、内側線も外側線と同様の施設で整備し、舗装も行うのかと考えます。

 ホーム構造を桁式にまでするかどうかは分かりませんが、ホーム中央部は転落時に待避するスペースが無いタイプなので、改修する可能性もあるかもしれません。

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写真-5:上下線起点方状況

 起点方については上下線とも分岐が挿入されている状態です。

 既に交換されたものですので、このままかと思います。

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写真-6:駅前施設整備状況

 駅改良にあたり、駅周辺の施設を撤去して作業スペースを確保していましたが、改良工事の目途がたったのか、駅ビル施設の整備が行われていました。

 瀬谷駅改良工事もいよいよ終盤といった状況ですね!!

 以上です。