2012年6月27日西武石神井公園駅施設調査
2012年6月27日に西武池袋線の石神井公園駅下りホーム1番線使用開始状況を確認しましたので、駅前後区間の状況を含めて報告します。
以下、コメントです。
<練馬高野台方切換口状況>
練馬高野台構内について、下り内側線から引上線への接続が切断されています。
28日から29日にかけて上り内側線整備がされますが、内側の準備されている軌道敷設線形からすると、上り外側線から内側線への分岐機能を切断して、内側線同士を接続するような感じになっていますね。
西武公式の配線概要図だと、上り線の練馬高野台の手前の渡り(外側線から内側線)機能が維持されそうな書き方ですが、石神井公園方にシーサスがあるので、ここが無くても転線できますしね。
<大泉学園方切換口状況>
石神井公園2番線から下り線側への接続がなされ、当面の下り線ルートに切り換わりました。
旧ルートは軌道の残し具合から見て、そのままシーサスに繋げて引上線にするようです。
引上線の頭端部側も使用開始した1線と同じ位置で線路が破線されているので、あまり時間がかからずに引上線の2線化は完了しそうです。
<2期区間の仮線化状況>
上り線側に仮線スペースが確保されており、上り仮線整備が進められています。
上り線、下り線の順に切り替えることを見据えて、電架柱については赤色の仮設柱に置き換えていることが分かります。
また大泉学園方の切換口付近は既に軌道敷設が始まっており、2期工事区間も着々と工事が進んでいることが確認出来ました。
こちらも楽しみですね!!
ホーム施設について全面使用開始がなされた訳ですが、ホーム施設自体は下り線高架化時に総て使用開始しているので、特段の変化は有りません。
起点方について、ホーム端部もある程度ホーム幅が確保されているなぁというのが率直な印象です。
停止位置は1・2番線とも終点方寄せのため、8両編成停止位置の案内掲示が同じ位置にあります。
階段付近の状況です。
階段からホーム端部の幅は1・2番線とも同程度になっているのが分かります。
エレベーター付近の状況です。
昇降設備付近にLED案内板が設置されている位置関係ですね。
新ダイヤまでは1線使用前提のダイヤということもあり、1番線のみ使用している形のため(平日朝の回送は2番線を使っているようですが)2番線側の案内板は列車表示がありません。
準備中という掲示はありますが、正規の案内になっているようでした。
エスカレーター付近の状況です。
主流動ラインということもあり、ホーム幅は最も広くなっていますね。
終点方端部付近状況です。
停止位置が終点方寄せということもあり、ホーム幅も起点方より広くなっています。
下り1番線全景状況です。
駅舎のデザインは上り線側と同様ですが、ガラス多用で明るくなっていますね。
やっと完成!! 感慨深いです。
以上です。