－－－－－

　＜北千住駅の状況＞

図－１：北千住駅利用状況データ

　まずは北千住で５０分ほど出発状況を見てみました。

　利用ピークが後半帯という事もあって、最も混んでいたのは１８：５１の区間快速でした。

　優等の混雑が列車により異なっているのに対して普通の利用率はほぼ一定であるのが特徴と言えましょうか。

　普通が優等の３分後設定であるため、大半が優等に集中する形になっているという事でしょう。

　しかし優等の混雑率がある程度のレベルを過ぎると普通も少しだけ利用率が高くなっているあたり、利用者の嗜好というかバランスはあるのかと考えます。

　旧ダイヤでは普通が優等５分後発車になっていましたが、その時のデータと比べてさほど変わっていない所を見ると、秋葉原の着席利用狙いは前列車間隔によらない事から、全体的な影響は小さかったという事なのでしょう。

　通勤快速の停車駅が区間快速に近づいた事もあり、バランスが良くなった面も有りそうですね!!

－－－－－

＜南流山駅の状況＞

図－２：南流山駅利用状況データ

　続いて南流山駅の状況です。

　通勤快速を２本見たくて、１本前の区間快速で移動した次第です!!

　今度は利用最ピークから外れていく時間帯という事もあり、最初の通勤快速が最も混んでいる結果となりました。

　普通の利用が一定で、通勤快速がちょっとだけ区間快速より利用率が高いという傾向は従来ダイヤとほぼ近い感じですが、普通の運転間隔が等間隔になったこともあり、バランスは良くなったように感じます。

　停車位置がつくば方に２両ずれた事により、後部車両の利用がもう少し高くなるかと思いましたが、それほど以前とは変わって無いようですね!!

－－－－－

　今度は一か所でもう少し長い時間帯の調査をして傾向を見たいと思いますが、総じて良い感じかなぁというのが新ダイヤの感想です。