2013年8月4日京急線工事調査(3) 梅屋敷編
2013年8月4日に京急線の京急蒲田駅付近高架化工事の状況を確認してきましたので、複数回に分けて報告します。
その(3)として、梅屋敷駅~京急蒲田駅間の状況です。
下り線が高架化された際には、上下線それぞれの改札口が維持されて併用する形でしたが、今回訪れると、改札は上り線側の1箇所に集約されていました。
後述する上下線間の連絡通路が整備されたこと、下りホームのエレベーターへのアクセスがホーム階レベルではなく地上階レベルで整備されたことにより、集約が可能になったものと思います。
こちらが使用停止した下り線側の元改札口付近の状況です。
現在は多機能トイレ専用の入口になっており、スロープを介して多機能トイレを利用することが出来ます。
駅付近の高架橋状況ですが、大森町駅と基本的には同様で、地中梁の施工後に地上階の整備をしていく流れのようです。
下りホームのエレベーターにホーム階レベルの出入り口の跡が残っているのが興味深いところで、最終形の地上階のドアと反対側に暫定のドアを設けていたとは・・・なるほどなぁ!!
現在の梅屋敷駅の構内図はこのような形になっています。
上り線側の仮階段を上って中層階に進む形になっているものの、その他は本設ルートになっており、もう少しといった状況ですね。
改札口付近にエレベーターがあるので、工事中とは言えベビーカー等利用に関しても利便性は保たれています。
下りホームへのエレベーターの地上階乗り場の状況です。
エレベーターの整備としては最終形ですが、周辺はこれからですので、仮設のような状況になっています。
従来下りホームへは下り線側の改札口を入り、元々ホームだった地上通路を介して仮設階段で中層階に上がる形でしたが、上下線間を繋ぐ中層階通路の整備により、上り線側からアクセスする形になりました。
下り線側の地上施設を撤去する必要があるので、別ルートが整備により切換えたという事でしょう。
梅屋敷駅の京急蒲田方については、土砂がチョコチョコ仮置きされていますが、整地された状態です。
下り線の外側部分にあった仮設階段も綺麗さっぱり無くなっており、旧地上施設はほぼ撤去完了と言えましょう。
梅屋敷付近の京急蒲田方の高架橋部分については、グリーンフェンスで覆われる程度の簡易な状態になっており、工事的にはほぼ完了状態にあると見て良さそうです。
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その(4)に続きます!!