2013年10月26日JR南武線工事調査(3) 稲城長沼駅 地上階編
2013年10月26日にJR南武線の工事調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(3)として稲城長沼駅の地上階編です!!
以下、コメントです。
地上の仮上りホームから高架橋側を眺めた状況です。
高架橋構築ライン一番手前に仮フェンスが確認できますが、ゆえにホームギリギリまでの構築ができたという事になりますでしょうか。
また、上家を支える仮支柱が並んでおり、暫定状況がありありと感じられますね。
仮こ線橋は下り線高架化時と変化はありません。
改札口から下りホームへは仮こ線橋を利用して迂回する形になっており、少々不便な状況でしたが、ロケーション上如何ともしがたいようで、車椅子等の利用に関して、別ルートを整備するのが精いっぱいだったようです。
上り線が高架化されれば、地上線路がなくなるので一気にルート変更ができそうではありますが、切換段階では変化なしのような、そんな現地状況です。
仮こ線橋の前後範囲は高架橋が構築されており、上りホームの桁が横をかすめるように設置されているのが確認できます。
この位置しか無いという部分に仮こ線橋を構築したんだなぁと感じた次第です。
仮こ線橋を進むと、高架橋下の仮通路を立川方に進んでいくのは下り線高架化段階と同様の状況です。
途中キャスターゲートが左右に立ち並ぶ範囲があり、工事用の通り抜けのためのルートがこの段階においても必要であることが伺えるところです。
こうした工事条件が稲城長沼の工事上ステップ上悩ましいところなのかなぁと思ったりです。
仮通路の上部にLED案内板が設置されていました。
設置状況から仮設置かなと思いますが、位置的に仮通路上部にある事で、当面はこの仮通路を使用すると捉えることができるのかなぁ。
仮通路は仕方ないとしても、早々に仮こ線橋を使わなくて良い状況にはしてほしいと思いますが、どうでしょうかねぇ??
ちなみに、このLED案内板ですが、1・2番線と3・4番線で方面表記が最終形になっていますね。
次回上り線高架化では暫定2面3線運用で、折り返し列車は3番線のままかなぁと思いますが、折り返しは3番線という注釈ありきなのでしょうか。
場所を変えて、高架橋の状況を見ると、上り線側の高架橋の柱が一部仮柱になっている範囲があり、外側線部分の高架橋を施工できないことに対して、こうした暫定施工があるのは興味深いところですね。
川崎方は高架橋のアプローチ部をジャッキアップしたり、いろいろと工夫があるようで興味深いです。
その(4)に続きます!!