2014年1月13日

2014年1月12日JR上野東京ライン工事調査(1) 上野駅編

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 2014年1月12日にJR上野東京ラインの工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します。

 その(1)として上野駅付近の状況です!!

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写真-1:終点方信号機状況

 ホーム端部から宇都宮線・高崎線・常磐線方面を眺めてみましたが、オイラが気づける範囲で確認できたのは5番線の信号機だけ「5東出」という掲示になっていて(他は6出とか7出です)、隣にシールで隠されていますが「5常出」という掲示が確認できます。

 この事から、上野東京ラインから常磐線方面に直通する列車は5番線を使用し、かつ他の番線は常磐線方面発としては使わないことが伺えますね。

 信号関係の知識が乏しいので、突っ込んだコメントは出来ませんが、5・6番ホームは位置関係的にスルー運行が基本となると下り方面用ホームになりますから、上野東京ライン方面からの下り列車および下り方面始発列車用となるのが分かりやすさという意味では良く、そういう運用になるのかなぁとは感じるところです。

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写真-2:起点方信号機状況

 一方東京方の状況ですが、6~9番線に出発信号機が設置されています。

 現行の使用方法だけ見れば、6~8番線が東北・宇都宮、9番線が常磐線という事になろうかと思いますが、常磐線は以前一部列車が8番線を使用してましたし、7・8番線には入線できる形になりそうなので、もう少しフレキシブルな運用になるのかなぁといった印象です。

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写真-3:5番線の起点方を望む

 以前、工事の関係で破線されていた5番線の起点方ですが、再び軌道が敷設されているのが確認出来ました。

 信号機にバッテンマークがついていますが、出発信号機ではないですね。

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写真-4:ホーム上の施設にも変化がありますね。

 ホーム上に黒い袋に覆われた施設が散見され、着々と準備が進められているのが分かりますね。

 この施設はレピーター(出発反応標識)というもので(他サイトで調べました:苦笑)、出発信号に連動する施設のようで、現行可動のものは宇都宮・高崎線用ですが、5番線だと常磐線用の信号機が設置されているので、こちらも併せて整備という事でしょうね。

 写真は5番線です。

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写真-5:6番線にも同様の施設がありますね。

 反対側の6番線にも同様にレピーターが設置されていますが、こちらは起点方に出発信号が設置されていますので、そちらに対する施設という事になりましょうか。

 7・8番線も確認すればよかったなぁ・・・(未確認です)。 

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写真-6:終点方を眺める!!

 上野駅の信号機整備状況から、何となくの運用方法のイメージが沸きますが、施設的な可能範囲と利便性というか分かりやすさの天秤をかけると、施設をフルで使うというより幾分バッファを持たせた形になるのかなぁと思ったりします。

 スルー運転と折り返しがある駅として、例えば埼京線・湘南新宿ラインの新宿が挙げられますが、ホーム上の案内板を見ると、ちゃんと使用用途に沿った表記をしているんですよね。

 上野駅も同等に表記すると考えると、以下のような感じになりましょうか。

 ■5番線:宇都宮・高崎線(下り)、常磐線(下り)
 ■6番線:宇都宮・高崎線(下り)/上野東京ライン(上り)
 ■7番線:上野東京ライン(上り)/宇都宮・高崎線(下り)
 ■8番線:上野東京ライン(上り)/宇都宮・高崎線(下り)
 ■9番線:常磐線(下り)/上野東京ライン(上り)

 左側が主利用、右側が副利用といった感じで捉えています。

 上野~東京間に対して「上野東京ライン」という愛称が採用された利用はいろいろとありましょうが、一つに宇都宮線だろうと高崎線だろうと常磐線だろうと、直通列車総てに使用できる表現として使えるという理由もありましょう。

 日中時は運転本数がラッシュ時ほどではないため、上野東京ラインは7・8番線とホーム固定して、そこに宇都宮線、高崎線、常磐線を入線させる事が出来るのは都合が良いかと。

 9番線の位置づけが微妙ですが、個人的にはラッシュ時は直通・折り返し双方に使用し、日中時は常磐線方面として使うという感じかなぁと考えます(上野東京ラインを複数ホームから発車させないという意味で)。

 まだ具体的なダイヤイメージは沸きませんが、何となく無難なバランスの直通本数に収まるのかなぁとは感じますね。

 上野駅については以上です!!