赤散歩 その(7) 戸部~南太田間
多忙につき実行できなかった京急沿線散歩ですが、多少時間がゲットできたので数駅でも進めることにしました。
今回は戸部~南太田間です。
3駅間ですが、駅間距離もそこそこあり地形も起伏に富んでいるので、良い感じに楽しかったです♪
以下、散歩の中で気づいた事や感想を述べていきます!!
戸部駅が改修されていたのは前回の到着時点で気づきましたが、どうやら横浜付近の高架橋の耐震補強を実施する関係で、高架下施設の改修が必要上にして実施されたようですね。
今回の散歩区間はほぼ耐震補強が完了しており、その完成を持って高架下スペースの活用が図られていたのが印象的でした。
戸部駅の終点方は駐輪場として活用されていました。
戸部~日ノ出町間は地形に起伏があり、高架橋区間から即トンネル区間になったりと施設フリークには堪らない区間だったりします。
線路付近に平行道路が無く、狭い坂道をくねくね進んで、橋が見えたと思ったら京急線との交差部だったりといった感じです。
列車からの景色ではあまり感じませんでしたが、住宅地一帯にある事掘割区間に萌えます。
実に趣のある区間ですね!!
日ノ出町駅に到着です!!
どうやら駅改良工事をしている事が改札口付近の状況で察しましたが、柱まわりの養生で耐震補強絡みであることが分かりました。
駅の耐震補強を行うとなると、既存施設の機能維持が必要になるので、どうしても移設等が必要になることもあって、ならば施設も改修してしまえという流れになりますよね。
施設改修をするならば、完成形は目的を持った施設配置にというのも当然で、適正規模にした上で施設を有効活用するのもアリではあります。
図面を見る限り、現在は仮設駅施設等暫定状況になっており、仮囲い内で旧駅施設撤去とあるので、今後耐震補強をしつつ、本設施設の構築、切換という流れになるでしょうか。
高架橋の耐震補強が大方完了しているのは前述の通りですが、補強完了後の高架下がいろいろな施設に有効活用されている事を知ったのは収穫です。
電車に乗っているだけじゃわからないもんなぁ~・・・
特に、日ノ出町~黄金町間の高架下はイベントスペース的な場所があり、興味深い状況でした。
黄金町駅にほど近い高架下スペース一帯に「黄金町芸術センター」という施設が設けられています。
ギャラリーやカフェ、工房、スタジオ、集会場等が設置されており、色々なイベントが開催されている模様です。
NPO法人による町づくり活動といったところでしょうが、なかなか面白い取組みですね♪♪
高架橋の梁の形状が曲線的になっており、高架橋も施設環境の一部として溶け込んでいる感じです。
鉄道施設の一つの形として、なかなか興味深い状況であるなと感じた次第です。
黄金町駅に到着です!!
黄金町駅も戸部駅と同様に施設改良が済んだ状態になっています。
高架橋の耐震補強の絡みで実施されたものと思われ、工事期間中は改札口の位置が終点方に移設されていたようですが、完成時は元に戻ったようです(by wiki)。
高架橋下スペースの活用という事で、柱がある中でのレイアウトという雰囲気が特徴的です!!
高架橋の高欄ラインに外壁が設置されている状況ですが、柱部分に壁が一致するようピッチ調整がなされていて、窓を一定ピッチに配置しているところはナイスな感じです。
味気ない高架橋も工夫次第で格好よくなるという事を再確認させられます。
高架橋の耐震補強には色々な方法がありますが、状況により使い分けがなされているようで、コンクリートで補強している区間もあれば、鋼板で巻くというベーシックな区間もあります。
施工条件や高架下利用の関係、色々な側面で決まっている感じを受けた今回の散歩でした。
南太田駅に到着です。
さっさと帰ることにしたため、詳細は次回にしちゃいます!!
今日はこれまで♪♪