2014年4月19日相鉄線工事調査(1) 天王町駅編
2014年4月19日に相鉄線の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します!!
その(1)として 天王町駅の状況です。
以下、コメントです。
天王町駅の終点方が高架化に伴う改良区間に入っている事で、切換口整備のためにホーム起点方に仮ホームを2両分整備し、列車の停止位置の変更も行いました。
その後、未使用になった終点方ホーム2両分が工事範囲となりましたが、下り線側は仮囲いが設置されて資機材の置き場の状態なのに対して、上り線側のホーム施設撤去が先行した形になっているのが分かります。
上り線側のホーム撤去部分を確認すると、既存の高架橋ラインの外側に仮設の張出し部分を設置しているのが分かります。
バラスト止め的な構造が緩やかなカーブ形状に設置されているのを見ると、上り線を外側に線形変更するための施設という感じに捉えられそうですね。
現在はもう少し星川方で仮線へのカーブがありますが、それを駅側にシフトさせる形かと思われ、上り線の次に下り線を同様にシフトさせることで、下り線の高架橋に至るアプローチを構築していくものと思います。
天王町の駅は終点方の4割程度が星川方の高架橋への線形変更に伴い高架橋自体の改良が必要になることが断面図から確認できますが、その改良の動きも出始めており、上り線脇には足場が組まれているのが確認できます。
状況がよく分からないので、後で別アングルで確認確認!!
終点方下り線側アプローチ構築付近の状況です。
駅部改良のためのヤード状態になっているようで、高架橋の構築はまだこれからといったところであります。
電架柱が切換を踏まえた柱位置に一部置き換わっているのが確認できますが、切換というより施設支障回避の面が強いようにも感じるところです。
アプローチ部分を超えたところから、高架橋構築の動きが出ています。
橋脚構築の足場が組まれており、先の区間と同様に高架橋構築が進んでいくものと思います。
天王町駅の上り線終点方を遠方から見た状況です。
ホームがあった範囲は高架橋構造で、アプローチ部分は盛土といった感じですが、線形変更に伴い連続土留壁を構築しているあたり、暫定アプローチは盛土構造のままで行きそうですね。
最終構造は高架橋構造になりましょうから、下り線側の切換口の土留め等線形変更後の工事も色々とありそうな雰囲気です。
また機会があったら確認したいと思います!!
その(2)に続く。