2014年4月18日

相鉄のダイヤ改正説明冊子をゲットしました!!

140418.jpg

 先日、ネットに新時刻が掲示されたので、そろそろ冊子が配布されたりしないかなぁ~と思い、帰宅時に相鉄横浜駅に立ち寄ってみると、残念ながら冊子は無かったものの、ダイヤ改正説明の冊子が置いてあったのでゲットしました♪♪

 最近、相鉄は工事の徐行やら何やらでダイヤ改正がマイナス方向のケースがあったためか、こうした冊子でダイヤ改正の意味合いを説明しますね。

 今回は特急新設でプラス方向のダイヤ改正かと思っていたところ、先日の公開時刻を元にダイヤを作成してみると、そうでもなさそうな印象を受けていたので、この冊子の中身を見つつ思うところコメントしてみたいと思います。

-----

 ◆冊子冒頭の記載/(Q&A)ダイヤ改正を行う理由

 全文は記載しませんが、特急新設による利便性向上と併せて「お客さまのご利用実態に即した輸送力の見直しにより・・・」という記載があります。

 横浜口においては優等が平日ダイヤにおいては毎時9本から8本に削減されていますので、最混雑口の本数減は全体の利用を見据えた削減という事になろうかと思います。

 ダイヤ改正の狙いとして、輸送コストの削減・効率化を図ることがあった事が伺えるかなと感じる所です。

-----

 ◆(Q&A)各駅における利用のポイント記載について

 各駅における利便性向上、低下は嘘無しに記載しています。

 低下となるところについては言い訳というと言葉は悪いですが、背景を説明し理解を得る書き方はしているので、それが本音・実態だろう事は実際のダイヤから伺える感じでしょうか。

 ・利用可能本数は減るけれど所要時間はほぼ一緒
 ・乗り換えが必要になるけれど所要時間はほぼ一緒
 ・停車駅は増えるけど所要時間はほぼ一緒

 このあたりが新ダイヤの狙いと思います。

 運用を減らす狙いで待避を無くしてスジを無駄に寝かせず、スジが寝るなら停車させるといった感じなので、海老名~二俣川間ならびにいずみ野線内各駅の利用者が概ね10分に1回の優等を選定できるというキモは維持するので、そのキモ+特急速達化でよろしくねといった感じなのかと。

-----

 今回の新ダイヤでは特急が新設されたとは言え、初めて各駅停車が海老名方面に設定され、二俣川でいずみ野線特急接続というパターンが発生しました。

 これは長らく続いた本線急行といずみ野線各駅停車という組み合わせの逆パターンであり、乗り換えを許容すれば、流動としては同じになりますので、うまく機能すれば特急としてはアレでも、旧ダイヤで言うところの急行と各駅停車の行き先チェンジの芽も出てくるのかもしれません。

 そういう意味で、新ダイヤの利用状況がどうなるのか、改めて気になってしました!!