2014年5月6日東急東横線日吉駅付近工事調査(3)
2014年5月6日に東急東横線の日吉駅付近の相鉄直通線関連の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
ラストその(3)として日吉駅~綱島駅間(綱島寄り)の状況とまとめです。
先日のその(2)で工事範囲を外れた位置に工事関係の事務所などが配置されている旨を書きましたが、さらに終点方に進んでいくと、完全に工事状況から外れることが確認できます。
たとえばレンタル収納があったりといった感じです。
しばらく進んでも工事的な動きはありません。
さらに進んでも工事的な動きはありません。
ある程度地下深くの区間の施工となると、地表部の動きは無さそうですね。
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今回の調査のまとめです。
今回工事が開始された区間は現場および工事概要掲示を見る限り、直通線工事における東急施設に影響を与える区間であることが分かります。
構造としては写真-4の図面が明快で、断面図の4つの状況が主たるものです。
1.駅部の改良区間(配線改良等)
2.東横線の線形変更・構造改良が必要な重層区間
3.東横線の線形変更が不要だが構造改良が必要な重層区間
4.東横線の線形変更・構造改良が不要な重曹区間(防護確認区間)
それぞれ工事的な難しさは異なりますが、これらは工事範囲として明確に区分されている事が4つの工区に分かれているかのようです。
日吉から綱島にかけては地形の起伏の変化があり、直通線が地面レベルで進む区間も含めて長いアプローチになっているのが改良区間の長さに繋がっていますね。
日吉駅から高架橋区間になるにもかかわらず東横線も下り勾配になっていたり、なかなか難しいところです。
断面図を見ると、駅から離れると東横線の位置が引上線より下の位置になっており、引上線はレベルでの施工、東横線は現行の勾配を維持しつつ位置を変える形となりそうかなぁと思いましたが、直通線のスペース確保の観点で多少の見直しはあるのかもしれません。
また機会があったら現地確認したいと思います!!