2014年6月15日東急田園都市線渋谷駅利用状況調査
2014年6月15日に東急田園都市線渋谷駅において日曜日16時台の利用状況調査をしましたので、報告します。
この調査目的としては、先日平日の比較的空いている時間帯の利用状況を確認したので、平日とは異なる土休日ダイヤの傾向、利用が多くなる時間帯の傾向がどのように変化するかを確認しようという事です。
以下、データとコメントです!!
基本的には編成全体で1,000p程度ですから、1両あたり100p程度つまり立ち客少々という状態です。
グラフだけ見ると少々利用が集中している時間帯の無待避各駅停車の利用が突出していますが、これには理由があって、混んでいる2本は渋谷到着自体が遅れて出発も遅れた列車なんです。
時刻を見ていただいて分かるとおり、この2本は各駅停車だけで見た場合の前列車間隔が10程度開いており、その分だけ集客したという事になりますね。
もし遅れが無ければ桜新町待避の各駅停車と後続の急行が利用を担った形になると思われ、他のサイクルと同様のバランスになったものと思います。
つまりは、バランスそのものは利用が多くなっても平日の空いている時間帯とさして変わらないと考えることが出来そうです。
利用が多くなると急行が混むという認識もあったのですが、実際のところはそうでも無いようです。
上りはむしろ利用が少ない時間帯という事で、利用傾向が先日の平日日中時と比べて際立っている印象です。
各駅停車の利用が編成中央部に寄っていて、全体的に利用が少ないのに対して、急行が平均的な利用になっているのは面白いところです。
また、無待避各駅停車の編成中央部の利用の高さが全体の傾向からすると際立って高く、その位置から見て、二子玉川で大井町線直通急行の接続を受けている影響があるのかなと思ったものの、よくよく考えるとそこまでの影響がある感じではなく、どちらかと言うと大井町線直通急行に接続するというスジ設定上、二子玉川~渋谷の前列車間隔が広いことで集客する部分による影響が大きいのかなと考えるところです。
以上、ダイヤ改正前の状況を確認することが出来たので、新ダイヤが確認できたら比較してみたいと思います!!