2014年6月27日

2014年6月27日東急田園都市線二子玉川駅利用状況調査

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 東急田園都市線二子玉川駅において終点方の利用状況を上下30分ずつ調査しましたので、報告します。

 以下、コメントです!!

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図-1:下り方面利用状況データ

 二子玉川の下り発車時段階ですので、各駅停車は二子玉川まで比較的空いているのに対して急行の利用率が高く出ているのが従来からの傾向でした。

 各駅停車にも多少の差はあり、桜新町待避列車は急行の直後発という事もあり空いているのに対して、無待避各駅停車は鷺沼まで先着することから大きく状況が異なっていました。

 これらの傾向は基本的に新ダイヤになっても変わっていませんが、準急は15分サイクルの対となる各駅停車より利用率が高くなっており、優等としての集客機能が少なからず出ていることが分かります。

 大井町線との接続も利用に絡む部分はありますが、スジ的には対になる各駅停車と変わらないと思われ、準急が無かったとしたら後続の急行まで待つ人が準急に乗ってしまうのかなぁと思うところです。

 準急とサイクルで対となる各駅停車との利用の違いが後部車両でして、その部分は二子玉川の集客の大きいところからも、そんな感じかなぁと。

 準急が機能している事が分かって良かったです!!

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図-2:上り方面利用状況データ

 上り方面も基本的には下り方面と同様の傾向ですが、各駅停車が列車によらず全般的に空いた状況であるのが異なる点です。

 つまり優等に集中する形という訳ですが、新設の準急が急行と各駅停車の中間的に集客になっている事がデータから分かります。

 後続の急行の利用率を下げる効果はあまり無く、単純増発ですから、何かしらシフトはあるものと思いますが、全体的なシフトがありバランスを悪くしていないのは却って良い状況と言えるのかなと思うところです。

 渋谷止まりの各駅停車が他の各駅停車と同等の利用率になっているというのも敬遠されていない事が伺える感じですね。

 以上、新ダイヤの状況ですが、概ね良い感じであることが確認できました!!