2014年6月 6日

東急目黒線大岡山駅の朝ラッシュ時利用状況を確認する!!

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 先日の目黒駅に引き続き、東急目黒線大岡山駅にて朝ラッシュ時の利用状況を1時間確認しましたので、報告します!!

 以下、コメントです。

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図:東急目黒線大岡山駅朝ラッシュ時利用状況データ(7:40~8:45)

 <全体の傾向>

 先日目黒駅で朝ラッシュ時の混雑状況を確認した際、急行が混み各駅停車が比較的空いている事から、この混雑傾向が武蔵小山の緩急接続によって得られるものなのか、それより手前の区間なのかを確認したく、大岡山の「発」状態を確認した次第です。

 結論から言うと、大岡山の段階で急行が混む傾向になっていることが分かり、目黒段階のそれとさして変わらない事から、武蔵小山の緩急接続で急行に乗り換える流れは全体から見るとさして多くないのかなと捉えるところです。

 ピーク時は緩急比率が1:1、前後時間帯が2:1というパターンですが、急行の混雑はむしろピーク外のほうが高いくらいで、最ピーク時は前回の改正で比率を高めた効果が出ていると言えそうです。

 <大井町線との乗換環境>

 大岡山で乗り換えをする人は大岡山までは急行、各駅停車関係なく乗っているようですが、乗り換え後は確実に急行なり無待避の各駅停車に集中している事が伺え、特に最ピークの目黒線は急行だけが目黒先着ということもあって、明確な傾向になっているようです。

 大井町線の状況も見れる範囲で確認しましたが、急行が極めて混み、無待避各駅停車もそこそこ、旗の台待避各駅停車だけ空いている状況でした。

 <編成中の傾向>

 編成中の傾向を見ると基本満遍なく乗っていて、先頭部と後部がやや高い傾向になっています。

 大井町線からの乗換えは対面で編成両数も5~6両(大井町線)と同等のため一部に集中するようなことはありません。

 が、階段がホームの両端にあるため、大岡山からの乗車、大井町線の大井町方面からの乗換え客は前後と後部に集中してしまうということかと思います。

 <その他>

 目黒線急行が混雑している事は分かりましたが、それよりも大井町線急行の特に最前部の混雑が高いことが印象的でした。

 到着段階からかなりの混雑で、乗換え客も多く大井町線の急行と目黒線の急行が同じタイミングで到着するケースではホーム上の流動がかなり交錯するような場面もありました。

 その結果なのか、目黒線急行の特に混んでいる列車は大井町線の急行接続を受けるパターンになっていますね。

 なかなか興味深い状況でした!!

 以上です。