2014年7月21日東武博物館に行ってきました♪♪
2014年7月21日に東武博物館に行ってきました。
東武時刻表2014夏号をゲットするためで、その目的が無かったら訪れなかった場所だったと思うのですが、なかなか興味深い場所で色々な発見もあったので、簡単にコメントしておこうと思います。
東武博物館は東向島駅高架橋下部のスペースを活用して設置されています。
一部もともとの用地だったと思われますが高架橋からはみ出した範囲もあり、そこには日光軌道線で使用された200形と、前特急車両の1720形車両(トップ写真)が展示されています。
東武博物館の営業時間ですが、午前10時から午後4時半まで(入館は4時まで)となっており、通常の博物館と同様の営業スタイルになっています。
大人200円、子供100円という入場料も比較的リーズナブルな設定になっていると思います。
それでは、さっそく入ってみましょう!!
入口を入ると、まずは入場券の購入となります。
自動券売機が2台配置されており、さまざまな購入パターンに対応するボタンが並んでいるタイプです。
SuicaやPASMOに対応しているのでスムーズに購入ができますね!!
出てきた入場券はスカイツリートレインの写真が上部にある格好いいデザインのものでした。
鉄道会社運営故にもっと切符切符したものが出てくるのかなと思ったら、予想外でした。
色々な写真の違いがあるのかなぁ??
館内ですが、前述の通り東武スカイツリーラインの高架橋の下に位置していますが、建物の規模自体は高架橋幅よりも広くなっており、東武用地の範囲で構築したような感じですね。
前述の日光軌道線車両等が配置されている部分も地上時代は踏切脇部分で係員用の小屋のようなものがあり、他部分よりスペースが広がっていました。
このスペースを最大限使用して、地上階および中層階、道路交差部分は幾分高い位置に連絡通路を設けています。
搬入等の関係もありましょうが、高さが必要な車両展示は下り線側(地図で言う上部)に集中しているのが分かります。
時間の関係もあり、さらっと一周した感じですが、要所となる施設のご紹介です!!
入口入ってすぐの場所に展示されているデハ1形車両です。
最初に電化された浅草(現とうきょうスカイツリー)~西新井間で使用された最初の電車との事で、なんというか古い中に格調高さというか高貴な感じがしますね。
長らく入換車両等が活躍していたようで、愛されてきたが故にここに居る事が出来たという事になりましょうか。
個人的に一番の収穫だったのが、東向島付近の高架化手順の模型展示です。
駅部分が3段階(工事前下り⇒線高架化⇒全線高架化)示されており、工事の過程が分かるのが楽しいです。
1線ずつ高架化する方法をとっており、上下線とも高架化されたのは昭和42年とのこと。
施工方法の基本そのものはさして変わっていないんだなぁという事が分かったのが収穫です。
駅周囲の発展度合が異なる現在ではまた別の難しさが増していて、それに対する技術の向上があるとは思うんですけどね(苦笑)。
シュミレーションは充実しており、お子様たちが興奮しながら操作をしていましたよ!!
模型を運転するものや、撮影された画面を見ながら運転する形ですが、実際の運転台(詳しく分かりませんが)が使用されていると思われ、中々本格的です。
大型模型レイアウトの展示もあり、時間により運転展示がされるようです。
しっかりとスカイツリーが建っているのは素敵です♪♪
浅草方にある別棟で「東武東上線開業100周年記念展」が開催されているので、そちらを観に移動したところ、連絡通路は交差する道路をかわすため建物の2階フロア相当の高さよりも高くなっており、階段を数段上がっていく形になります。
こうした位置制約上、連絡通路は東向島駅のホーム面の真下に位置しており、通路脇の窓の外がすぐ上り線の軌道になっています。
つまり、営業列車を下のほうから覗く形になっている訳でして、これがお子様の心をくすぐります。
このため付近に通過列車が分かるよう専用の時刻表が掲示されています。
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東武東上線開業100周年記念展ですが、なかなか興味深い内容でしたが、撮影不可のため印象的なものだけコメントしておくと、東武東上線からいわゆる伊勢崎線等本線系に直通運転していた事実が初めて知ったことで驚きました。
昭和20年代は川越から国鉄川越線を介して野田線に直通して船橋へ行ったり、同様のルートで春日部から伊勢崎線・日光線ルートで東武日光まで行ったりしていたようです。
また昭和40年代には寄居から秩父鉄道線を介して羽生~杉戸経由で東武日光や鬼怒川公園まで直通していた模様。
あくまで臨時列車ではありますが、こんな事も出来たんだなぁと感心した次第です!!
以上です。