コースター評価:ジェットコースター(群馬サファリパーク)
2014年7月25日に群馬サファリパーク内遊園地にあるジェットコースターに乗ることが出来ましたので、コースター評価コメントをしておきたいと思います。
以下、コメントです。
写真-1:コースター車両・乗り場全景
群馬サファリパークは丘陵地に位置しており、パーク内の地形に起伏があります。
遊園地ゾーンもその中にあって、ジェットコースターはこの地形の特性を最大限生かしたコース設計がなされています。
乗り場は高架部分に位置しており、階段を上がって乗り場に進む形ですが、パーク内の別の場所から見ると同一レベルに見える、そんな状況です。
車両は2人乗り7両編成で戦闘車はライオンの意匠が施されています。
色違いですが、宇都宮動物園のコースターと同型のようですね!!
写真-2:リフトアップ・巻き上げ状況
乗り場を出発すると、すぐさまリフトアップとなります。
規模はお子様コースター向けとしてはやや高め、標準的なコースターとして見るとやや低めといったところでしょうか。
前述の通り周辺の地形の起伏があり景色が良いので、テンションが上がりますね!!
写真-3:ファーストドロップ状況
巻き上げ後、水平走行ゾーンを経て、後部車両がリフトアップを抜けたタイミングでファーストドロップとなります。
比較的緩やかなドロップかつ線形が直線的なので、乗り味としては滑り台を滑っていくような感じでしょうか。
ドロップ後は水平ループの左180度旋回となります。
速度があまり早くないためかバンクがほとんどなく、旋回時は横に引っ張られる感じです。
写真-4:180度左旋回から緩やかなキャメルバックへ
旋回を抜けると緩やかなキャメルバックの連続となります。
写真-5:連続キャメルバック状況
キャメルバックが続きますが、ファーストドロップと同様に、上昇・下降ともに直線的な線形のため、カクカクした乗り味と言えましょうか。
決して荒っぽくは無いですが、メリハリがある動きといった感じでしょうかね。
写真-6:谷底ドロップ状況
そして、このコースター最大ま山場、谷底ドロップ(勝手に命名)となります。
連続キャメルバックでドロップの規模感が体に植えつけられた状態で、最大のドロップが来るところが中々スリリングで面白いなぁと感じたところです。
地形上周囲の地形が下がっているゾーンに対して、幾分曲がったのち直線的なドロップとなりますが、ドロップ距離が長くなっており中々の迫力です!!
写真-7:後半パートもキャメルバックと旋回の組み合わせ
その後の後半パートも連続キャメルから左180度強の水平ループとなります。
全体的に駆け抜けていく感じでありますね。
写真-8:終盤のドロップがなかなかの乗り味!!
最後、乗り場にもう少しで到着というところで、コース内最大のドロップ角度を持つドロップとなります。
最後の最後にちょっとドキッとして終了という流れはなかなか秀逸です。
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お子様系コースターとしては、適度に怖く適度に楽しい優良コースターと言えましょう。
ロケーションを最大限活用したコース設計は「ここだけコースター」として魅力が大きいと言えます。
本体のサファリパークもなかなか魅力的ですので、セットで乗ってもらいたい、そんなコースターです!!
◆落下的スリル:★★☆☆☆(緩やか)
◆コース的スリル:★★★☆☆(適度)
◆爽快感:★★★☆☆(適度)
◆総合満足度:★★★☆☆(満足)