2014年11月30日阪神甲子園駅工事調査(1) ホーム階編
2014年11月30日に阪神甲子園駅の工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します。
その(1)としてホーム階編です!!
やはり目立つのはホーム中央部上に構築されたドーム型の上家でしょう。
駅改良のシンボル的施設ですが、ホーム全域に整備される訳ではなくホーム中央部のみの整備であることから、現在鉄骨建方は大方完了し、屋根材の構築が進んでいる状況と言えそうです。
上りホームについては、外側の線路を外側にシフトさせてホームを拡幅する流れですが、そのために先行して前述のドーム型の上家構築および外構の構築を線路から離れている状況で整備している感じですね。
軌道移設のための土木工事は大方完了している状況のようなので、外構整備完了後に軌道敷設、切換および仮ホーム拡幅、ホームの本設化という流れでしょうか。
終点方も同様の状況です。
軌道移設に支障する施設は既に移転していてスペースが確保されていますね。
下りホームについては、既存ホームの拡幅をするために外側線をシフトさせますが、野球波動輸送用の降車専用ホームも整備するため、そちらの整備も進められています。
野球輸送を行いながら切換を進めるため、仮のホームを構築していた模様で、オフシーズンであるこのタイミングで仮ホームを撤去し、軌道を移設する流れのようです。
切換後の線路を敷設する準備は既に出来ている模様で、その切換後の軌道に合わせた本設の降車専用ホーム整備も進められていることが確認出来ます。
仮ホームの足場を撤去したのち、軌道敷設という流れになりそうです。
降車専用ホームがどこまで本設で構築できるかは、ちょっとこの状況では読み取れません。
降車専用ホームの西改札口まわりの整備はかなり進んでいて、自動改札機も配置されているのが確認できます。
仮設ホームの段階で使用していたようで、既に使用開始設備とのこと。
あくまで現段階で一時使用停止といったところですね。
降車専用ホームの東改札口の整備も同様に進められています。
線路切換でちょっとだけ移設するあたりという事もあり、仮ホームの撤去、軌道切換、本ホーム整備の流れが難しそうな雰囲気です。
明日に続きます!!