2015年3月 5日

JR上野東京ラインの朝ラッシュ時ダイヤを考察する!!

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 時刻表をゲットしたので、上野東京ラインの開業時朝ラッシュ時ダイヤについて考察したいと思います。

 以下、ダイヤグラムとコメントです!!

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図:上野東京ライン(関係路線)朝ラッシュ時ダイヤ

 <上野東京ラインの運転状況について>

 東京着基準7:50~8:50の1時間で見ると、高崎線系統5本、宇都宮線系統5本、常磐線系統(快速)5本の計15本運転です。

 この本数は事前のプレスどおりの設定ですが、ダイヤ自体は3分間隔20本のスジのうち15本分を埋めている感じで、高崎・宇都宮線系統が完全6分間隔になっているのに対して、常磐線系統は快速のみかつ6~18分間隔とバラツキがあるのが特徴です。

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 <高崎・宇都宮線系統の運転状況について>

 高崎、宇都宮線系統ともに、上野東京ライン、湘南新宿ライン、上野行の3系統でサイクルを組み、大宮からは合わせて上野東京ライン系統、上野行が交互に6分間隔で設定される形となっています。

 上野東京ラインは上野7番線使用で固定され、上野行は地上ホーム14、15番線と明確に分けています。

 おそらく上野東京ラインの設定は当面現行の10本のみとなるのかなぁという感じです。

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 <常磐線系統の運転状況について>

 常磐線系統はピーク60分間に特急3本、中電8本、快速9本の計20本が設定されています。

 上野口は基本3分間隔の設定で、特急を挟む場合中電・快速は6分間隔となります。

 若干パターンずれしているものの、基本特急は中電スジの置換えになっており、上野東京ラインとしての設定は、宇都宮・高崎線の12分サイクルに沿って快速が5本のみ直通している形です。

 上野東京ラインは上野駅9番線使用で固定され、上野行は中電・快速とも10~12番線使用、1本のみ地上階13番線を使用している状況です。

 ピーク時に9番線は6分間隔で使用しているため、更に追加される可能性は高そうですが、現行のダイヤパターンがその点を踏まえていると考えると、最ピーク時は快速が6分間隔になっている事から快速が上野東京ラインになる感じがします。

 その前後時間帯はパターンが崩れている事もあり、中電を上野東京ラインにする事も出来そうな幹事なので、結果中電2本、快速8本といった感じになりそうです(現行ダイヤから読みきる印象で)。

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 <今後について>

 以前何かのプレスで朝ラッシュ時ダイヤは開業時15本、その後20本というのを確認したと思いますが、実際のダイヤを見ても東京駅が9番線、10番線の交互使用になっていたりするあたり20本運転がベースという感じは確かにします。

 品川の改良がまだ続いていたり、何かしらの制約がある中での開業ダイヤという印象も受けるので、そのあたりは開業時ダイヤの状況を踏まえて補正をかける次回改正に期待したい感じです。

 開業時の利用状況は追って時間を見て確認したいと思います!!