2015年3月15日JR黒部宇奈月温泉駅施設調査(2)
2015年3月15日にJR黒部宇奈月温泉駅の施設調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(2)として、ホーム階施設状況です。
以下、コメントです。
対向式2面2線で直線ホームですね。
外壁側は一面窓が配置され、その上部は線間も覆う形で上家が設けられています。
支持鉄骨がアーチ状になっており線間支柱が無いのでスッキリしていますね。
こちらは下りホームのLED案内板です。
サインを含めて当然ですがJR西日本の仕様になっています。
列車名、時刻、行き先、編成等備考表記が並び、下段に停車駅が記載されています。
2列車表記となっています。
可動式ホーム柵については、可動ゲート部分が濃い色合いで塗色されており、その他は収納ゾーンを含めて白色の壁タイプの柵が設置されています。
乗り場付近に整列用のラインがホーム床面に記載されています。
この表記状況から2列整列であることが分かりますね!!
待合室がある中央付近は壁タイプのホーム柵では無く、透明のパネルが採用されています。
待合室が着席する施設であり、視界が下がる事から列車到着の視認性を踏まえてとか採光の対応かなぁという感じです。
昇降設備のうち金沢方に配置されているエスカレーターの状況です。
高欄は半透明タイプパネルが採用されています。
写真状況で分かりますが、壁面側の窓が大きく採光はバッチリで明るいです!!
幾分位置が壁面から離れているのは、支柱を避けているためでしょうか。
エスカレーターの奥にはホーム階の待合室があります。
ホーム中央部に位置しているエレベーターの状況です。
ドア位置はコンコース階と逆になっており、通り抜けタイプとなっています。
外壁材に青色を使用することでホーム上の視認性が高まっています。
昇降設備のうち東京方に配置されている階段状況です。
エスカレーター2基分と同等程度の幅がある形となっています。
その(1)で示したとおり、コンコース階側の階段は上下共通で、中層階の通路を介してホームへの階段が設置されています。
このアングルで見える下の通路がその中層階部分になります。
高欄はエスカレーターと共通の半透明タイプですね。
奥に見えるブースが喫煙ブースです。
ホーム上施設の配置として、各昇降設備をコンコース階において近い位置に配置し、ホーム階はその昇降設備間の離れを利用して待合室と喫煙ブースを設けた形と言えましょう。
なかなかコンパクトで上手い配置の印象です!!