横浜市営ブルーライン快速運転ダイヤについて分析する!!
横浜市営ブルーライン快速運転ダイヤについて、公式サイトで時刻の確認が出来ましたので、ダイヤグラムを作成してみました。
以下、快速運転ダイヤについて簡単に分析したいと思います。
図:横浜市営ブルーライン7月18日改正ダイヤ(日中時) ※折り返しは推定
<快速運転の概要>
ダイヤを確認頂くと分かるとおり、新設の快速は30分間隔で設定されました。
停車駅はあざみ野~新羽間の各駅、新横浜、横浜、桜木町、関内、上大岡、上永谷、戸塚~湘南台間の各駅となっており、横浜を中心とする中間区間において通過運転を行い、両端部区間は各駅に停車する明確なスタンスを持った設定になっています。
快速運転区間の新羽~戸塚(踊場)間が快速新設分の増発となり、両端の各駅停車区間については従来どおりの本数設定となっています。
この運行形態により、普通の全線運転4本があざみ野~踊場間2本、新羽~湘南台間2本に置き換わっています。
あざみ野~新羽間は快速を含めて概ね7~8分の等間隔、踊場~湘南台間は快速を含めて5~9分間隔となっており、従来の7.5分等間隔運転からすると、本数維持区間は幾分バラツキが出た形となりました。
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<ダイヤパターン>
快速が2面3線の新羽において新羽折り返しの普通と接続し、2面4線の上永谷で踊場折り返しの普通と接続するパターンです。
快速の通過区間における前後の普通は約10分運転間隔が開いており、予想よりやや開いている印象です。
これまで優等運転が実施されていなかった事もあり、緩急接続でどれだけ列車を詰める事ができるかがポイントだと思っていましたが、やはり多少間隔が開いています。
多少残念なポイントですが、快速がある程度利用を集客することで、前列車間隔が開く普通のケアーをすると捉えると、元々が7.5分間隔なので何とかなるのかなといった感じでしょうか。
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<運行面>
快速が純増設定のため全体で23運用と従来より増加しています。
折り返し間合の確保は従来ダイヤと同等程度で、これ以上ダイヤの工夫で運用を減らす事は出来ず、やむを得ないところでしょう。
快速が全線通過運転でなかった事については、運用を抑えるためという部分もありましょうし、利用面において遠距離区間の各駅から横浜付近の主要駅への利用利便性を高めるという意味では正解という印象はあります。
ただ、種別を快速とした事については、今後の全線運転(急行?)の含みがあるような感じもします。
そこは快速の利用状況に期待したいところです!!
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以上です。
ダイヤ改正後に快速の利用状況を調査したいと思いますので、実施次第報告しますね。