2015年12月17日

仙石東北ラインの施設関係調査

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 先日、仙石東北ラインを利用しましたが、運行形態が従来形態を変える形になるため、案内関係の処理がどうなるのか注目していました。

 現地で各種案内を確認しましたので、簡単に報告したいと思います。

 以下、コメントです。

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写真-1:停車駅のご案内

 仙石東北ラインは東北本線と仙石線を跨ぐ運行形態で、単独の駅も無くいずれかの路線を走る形です。

 よって独自のラインカラーを用いる事はせず、両線のカラーリングである緑と水色を併用する形になっています。

 列車種別としてはピンク色の「特別快速」、赤色の「快速(赤)」、緑色の「快速(緑)」が決められており、路線単独の停車駅案内図だと後述の通りそのカラーが使われますが、この全体路線表示タイプでは緑・水色併用となっているのは面白いところです。

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写真-2:時刻表の表記状況

 仙台駅の時刻表です。

 東北本線の普通列車が黒色表記のため、色つき列車が仙石東北ラインになり分かりやすいです。

 仙石東北ラインの停車駅の少ないタイプの列車は朝、夕夜間の利用が多い時間帯になっており、東北本線の普通列車設定もある時間であることが分かります。

 日中時間帯は東北本線自体の本数が少ないこともあり、東北本線区間の各駅停車機能を仙石東北ラインが担っている印象です。

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写真-3:運賃表の表記状況

 続いて運賃表の表記状況です。

 仙台駅のものですが、東北本線が緑色、仙石線が水色の表記になっており、塩釜駅と高城町駅がちょうど縦にならぶような形にして、縦にラインが引かれて、仙石東北ラインという表記が併記されています。

 カラーは独自色を持たない事から仙石線のカラーリングを採用していますね。

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写真-4:仙石線ベースの停車駅案内図

 仙石線内の仙石線ベースの停車駅案内図です。

 仙台側区間は走行区間が異なりますが、あたかも同様のような表記になっているものの、ちゃんと停車駅が別になっているのが面白いところです。

 色で停車駅を区別しているのが、以前の仙石線の優等列車と同様のスタンスなのが伝統っぽくて良いですね!!

 仙石線が各駅停車のみになってしまった点については色々と思うところもありますが、近年の運行形態を踏まえると仕方ない流れなのかなぁとは感じるところです。

 以上です!!