2016年3月29日阪神深江駅工事調査(1)
2016年3月29日に阪神深江駅の工事状況調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として高架化された下りホーム階の状況です!!
以下、コメントです。
対向式2面2線構造になる計画ですので、その半分が完成した状況です。
比較的近い時期に構築された鳴尾駅が曲線区間かつ意匠に凝った形(経緯は当該記事参照)でしたが、深江に関してはベーシックですね。
ホーム有効長は6両で、端部はホーム幅が幾分狭くなる形状になっています。
4両停止位置が真ん中寄せになっており、流動上も適切な設計という感じでしょうか。
ホーム中央部は一定のホーム幅を確保しつつ、各昇降設備が配置されています。
終点方から順番に施設を見ていきますと、まずは階段があります。
幅は必要最小限といった感じですね。
続いてはエレベーターです。
レイアウトの都合上かコンコース階と同じ側にドアが設けられているタイプですね。
外壁形状で分かるとおり、ここから起点方にかけてホーム幅が更に広くなる形になっています。
待合室はエスカレーター乗り場脇に設置されています。
比較的小規模ですが、椅子の数から見て適切な規模といった感じですね。
ホーム幅が最も広い部分にエスカレーターが設置されています。
2人用幅タイプが2基設置されており、フルスペックと言えますね。
ホーム外壁が更に外側に設けられていますが、エスカレーター脇部分は立ち入り禁止措置が取られています。
施工上の都合等でこういうレイアウトになるケースはありますが、土木屋的には気になるところ・・・
ホーム起点方の状況です。
最もホーム幅が広い部分から端部にかけて直線的に狭まっていく形です。
上りホーム側が未施工なので、仮の柵が設置されていますが、上家の形状を見る限り上り側との上家連結は無さそうです。
よって下りホームとしては施設が完成したと見て良さそうな状況と言えましょう。
その(2)に続きます!!