2016年4月12日JR小田栄駅施設調査(1)
2016年4月12日にJR南武支線の新駅となる小田栄駅の施設調査をしましたので2回に分けて報告します。
その(1)として浜川崎方面ホームです。
ホーム有効長は2両で、ホーム幅は必要最小限といった規模ですが、上家も全域に設置されており必要な仕様が満たされています。
ホーム端部はタイル仕上げですが、ホーム中央部は鉄板に滑らない塗装をしたような仕上げになっています。
コスト的に簡易なものにしたのか、メンテナンスの関係なのか分かりませんが、反対側は一部範囲に留まっている事から、メンテナンス関係によっての仕様かなぁと感じる所です。
壁面側はホーム基礎と上家支持柱の連結を含めてコンクリート仕上げの上、柵が設けられています。
ホーム階高さと地上階高さの差を吸収させるため、スロープは入り口からかなれ離れた部分から一定勾配で進む形になっています。
ホームが2両分のため、ギリギリな感じではありますが、踊り場も設けられ安全な造りです。
スロープが併設されていることもあり、入口部分には数段の階段が設けられています。
以上の施設を駅外側から見ると、こんな感じです。
入り口部分には簡易ICカードリーダーが設けられていますが、券売機も無く徹底した状況です。
現時点では隣駅となる川崎新町と同じ駅の扱いということですが、当面という表現なので、営業施策を更新するタイミング等で更新させる形になるのかなと思います。
割り切った施設設計だなぁと思いつつ、その(2)に続きます。