2016年4月25日小田急線代々木上原駅利用状況調査
2016年4月25日に小田急線(メトロ千代田線)の代々木上原駅にて日中時の利用状況調査をしましたので、報告します。
以下データとコメントです!!
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■下り方面
小田急線系統と千代田線系統を集計し、新宿方面・千代田線方面利用比率を計算してみると、概ね67:33となり、2:1の利用比率といったところです。
最も利用率が高いのは快速急行で、特に後続に急行が設定されていない単独運転の列車が最混雑ですが、立ち客少々程度のためそこそこの範囲に納まっていると言えましょう。新宿発急行は快速急行のあと続行設定のため全体的に空いており、特に先頭部は空席が目立つ程度です。
各駅停車は更に利用率が下がりますが、後部車両は快速急行に迫る状況で、利用バランスとしては各種別とも良い感じかと捉えます。
千代田線系統については、直通急行の利用率が高いのが特筆すべきところで、基本座れる状況のため狙い利用が見られます。具体的には後続もしくは2本後が急行なら待つ(10分程度なら待つ)ためか、上原止まり2本の利用率が低いです。さすがに15分待ちはしないのか急行直後の上原止まりは幾分利用が多くなっていますが、何となく分かる状況かと思います。
この直通急行狙いのボリュームが、新宿発急行とほぼ同等の利用状況になっているのが絶妙なところで、結果、擬似10分サイクルにおける快速急行、急行、各駅停車の利用が下北沢段階で良い感じ(過去調査参照)になるのでしょう。
実に良いダイヤパターンであると、現状から捉えているところです!!
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■上り方面
下り方面と同様に小田急線系統と千代田線系統を集計し、新宿方面・千代田線方面利用比率を計算してみると、同様に概ね67:33となり、2:1の利用比率といったところです。
グラフで分かるとおり、列車ごとの利用率差があまり無く、最混雑が8両の各駅停車の先頭というのも上り方面ならではという感じです。
全体的に新宿駅の構造上前寄りの利用率が高いと見て良いでしょうか。
快速急行の半数の利用率が高いのは、下北沢段階で直前優等が千代田線直通急行である部分によっているものと思われますが、全体的には妥当なバランスと見ます。
千代田線の利用は小田急線接続で決まる部分が大きく、1本の利用が低いのは接続が快速急行で、その快速急行の直前に千代田線直通急行があるためでしょうか。
簡単ですが、コメントは以上です!!