2016年11月18日JR仙石線陸前大塚駅施設調査
2016年11月18日にJR仙石線陸前大塚駅の施設調査をしましたので、報告します。
以下、コメントです!!
位置的に甚大な被害を受けた駅ですので、施設レイアウトはほぼ従来どおりですが施設は一新しています。
駅舎はトップの写真の通りで、決して規模は大きくありませんが、待合室が併設されるなど必要な施設が整備されています。
入り口付近に簡易Suica読み取り機が入出場対で1基ずつ設置されており、その脇に待合室が設けられました。
待合室ですが、本当に簡易で椅子2席分相当と乗車位置証明機が設置されています。
先日報告した各駅には自動券売機が設置されていますから、それよりも簡易な構造であり、利用に沿った施設配置といったところでしょうか。
駅舎入口部の階段を数段上がると線路階の高さとなり、構内踏切を介して更に階段を上がってホームとなります。
元々細いホームの1面2線構造でしたが、施設規模は変わらないので細いホームのままです。
階段を上がった端部は両ホームの警告タイルがくっついてしまうくらいです。
ホームの面整備にあたっては最新の仕様になっており、ホーム端部タイルと内方線付き警告ブロックが幅を取っており、中央部の舗装が殆どない状況です。
そのため乗車位置目標となるドア位置明示ステッカーは端部タイル上に貼り付けられています。
陸前大塚駅は海に限りなく近接した駅でしたが、震災対策で防潮堤が設置されたことにより、鉄道施設のスペースが狭くなる形になってしまいました。
そのため、電架柱等が防潮堤にめり込んで設置されているのが印象的です。
色々と考えさせられる施設配置だなと感じますね!!