2017年2月23日

コースター評価:ザ・フライング・ダイナソー(1)

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 遅くなりましたが、昨年末にUSJで体験した「ザ・フライング・ダイナソー」の評価をしたいと思います。

 2回に分けて報告することとし、まずは前半部分についてコメントします!!

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写真-1:乗り場および待ち列状況

 コースター乗り場が高架位置になっており、乗り場建物周囲が待ち列エリアとなっています。

 このあたりはハリウッドドリーム・ザ・ライドに近い雰囲気となっており、待ち列が周囲のエリアからは目視確認しづらい感じで、世界観的には良いのかなぁ。

 過酷な待ち時間を過ごす環境としてどうなのか?というのもありますが、動いているコースターがどのあたりでも見れるのは良いかもです。

 体が下向きになるという特殊性が目視確認できるので、何ともいえないテンションの高ぶりが有りますよね!!

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写真-2:コースター車両状況

 乗り場到着から写真撮影不可でしたので、降車直後のアングルで!!

 車両は4人乗りの8両編成で定員32名です。

 乗り場は2つあり、交互発着する構造ですが、体を支える構造上乗降に多少時間を要するため、どんどん捌いていくというよりも双方の乗り場で可能な限り準備を急いで出発していくための施設規模という感じですね。

 発車準備が完了すると車体が前傾し、体が下向きになります。

 このあたりの機構はナガシマスパーランドのアクロバットと同様ですが、とってもテンションが上がります。

 視線の先は地表面前方となるため、おそらく車両のどのあたりに乗っても条件は変わらないでしょう。

 そういう意味ではインバーデット(ぶら下がり)タイプより視覚的な当たり外れは無いかもです。

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写真-3:リフトアップ・巻上げ状況

 乗り場を出発するとすぐさまリフトアップとなります。

 視角が下向きですし、ちょっと頑張ってもこの先のコースがさっぱり読めない状況になってしまいます。

 ものすごく緊張感が増します。

 初乗車ならではの印象かもしれませんが、これに関しては何度乗っても新鮮な気持ちで楽しめそう!!

 素直な気持ちで下の景色を確認すると、ちょうど歩行ゾーンというか一般の移動経路部分であり、皆さんが発車する様を見上げて楽しんでいます。

 乗ってる側としても観てる側も楽しめる良いシチュエーションですね♪

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 人の上空をコースターが走るというシチュエーションになるのは、安全配慮上は望ましくないのは当然で、極力避けたいところでしょうが、ことダイナソーに関しては後設置のアトラクションですし、制約のなか良くつくったなぁというのが率直な感想です。

 そのため持ち物を持ち込ませない運用を徹底し、更に歩行部分の上部に安全ネットを張り巡らせる形にしています。

 景観を考えるとネットとは言え多少視覚的にマイナスにはなるのですが、こればっかりは仕方ない所でしょう。

 そんなわけで、ネット越しに見える地上の人々に対し、恐竜の気持ちになり手を振ってみたりしました(笑)。

 巻き上げ速度は一般的な速さなのかと思いますが、なんていうか自分の状態が掴めず良く分かりません・・・!!

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写真-4:ファーストドロップ状況

 最頂点に辿り着くと、最初に角度が大きめにドロップし、すこしずつドロップ角度を緩めながら左側にカーブしていきます。

 文字で書くとこんな感じですが、視点が下向きなので印象としては「頭から落っこちていく」というのが率直な感想でしょうか。

 ドロップは怖いというより頭から落ちる状況が把握できず、とにかく頭から疾走していく爽快感がたまらなく良いという感じです。

 ドロップ高さはそこそこありますが、ドロップ直後を除けば落下角度がさほどでも無いのと、体の姿勢が下向きということでこうも乗り味が変わるのかなぁと感心です。

 ギリギリ踏ん張れるんですよねぇ、これは「楽しい」と言えます!!

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写真-5:上り勾配から捻りつつドロップへ!!

 ダイナソーの最大の特徴かつ魅力がここからの部分だと個人的に感じている部分です。

 ファーストドロップ後上り勾配で進んで行ったところで、進行方向に対して時計周りに捻りが加わります。

 上りきったところからではなく、上りながらの途中からなので、体がふわっと上に向かって浮いた感じのところで揺さぶられる感じです。

 この捻りから自分の状況がさっぱり読み込めない状況が続きます。

 叫び続けるだけというとオーバーですが、初乗車ではまさにそんな感じでありました・・・

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 上り勾配から再びドロップ線形になるトップ位置では自分の体は下向きになる状況でしょうか。

 1回転した状態からドロップをするのが通常ありがちなところですが、ダイナソーの最大の魅力は更に捻りを加えて体が上を向く状態に至りつつドロップすることにあります。

 トータルで1回転半捻った形になるわけですが、正直もうよく分からなくなっています(笑)。

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写真-6:インメルマンターン部分

 この部分がどういうものなのか分からず、調べたところインメルマンターンというそうです。

 上向きのままドロップしていき、再び上りドロップから垂直にターンすると、あら不思議元の下向き体勢になるわけです。

 この部分も前述の捻りから訳が分からない状態の延長で、ターン部分でやっと、ああ元に戻ったと認識できるようになったと思ったら、更にドロップしていくという刺激が何とも言えませんね!!

 おっと、コメントを先に書きすぎた・・・

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写真-7:ドロップしながら左旋回して後半パートへ!!

 前半戦の山場終了ですが、この自分が「どうなっているのかさっぱり分からない状態」がたまらなく面白いんですよ!!

 このダイナソーが素晴らしいのが、これで終わりではなく「まだ前半」であるという事です♪♪

 という事で後半に続きます!!