2017年5月2日東武線新ダイヤ関係施設調査
2017年5月2日に東武線ダイヤ改正で運行開始した南栗橋以遠の急行・区間急行関係の施設調査をしましたので、報告します。
ダイヤ改正で快速・区間快速が廃止され、代わりに南栗橋以遠運行の急行と区間急行が運行されるようになりました。
栗橋停車以外は従前の停車駅のため、起点方において急行を活用する形にしつつ、一般列車優等機能を維持するという事になりましょう。
加えて栗橋停車によりJR線接続により、どれだけ需要を喚起できるかという期待もありそうです。
従来の列車は時間帯を選別している事もあり利用はそれなりにあるのですが、新栃木乗降の多さから宇都宮線接続に期待するものであったりして、ある程度のボリュームに留まっていた印象が複数回の現地調査からあり、今回の編成両数設定もそのあたりを踏まえているのかなと感じたりです。
また、快速と区間快速という種別をいったん整理したことで、今後の新たな形の優等設定の布石になるのかな?とも期待したり...
そのあたりは、別途コメントさせていただくとして、今日は施設関係についてです。
以下、コメントです!!
栗橋駅のLED案内板における区間急行の表記です。
種別欄が赤地黒文字(色なし)表現になっているのが新鮮ですね!!
3色LEDなので赤ベースの表現は納得なところ。
写真-6の南栗橋における急行表示は赤文字なので、区間急行だけの形なのか、今回は確認できませんでした。
急行と区間急行は2扉車両を使用して運行するため、乗車位置目標に新たな明示が追加されています。
こちらは下りの急行の場合で濃い桃色です。
こちらは上りの区間急行の場合で薄めの桃色です。
上下とも列車種別を含めた記載明示で、今後2扉での普通運用だったり、逆に4扉での急行・区間急行運用を想定しているならば種別までは書かないかなぁと思うと、用途限定で当面運用していくのかなと感じたりです。
下り方面の急行は平日・土休日とも朝から午前にかけて4本の設定です。
停車駅・本数とも従来の快速に沿った設定で、南栗橋における接続列車も急行または区間急行と速達性にも配慮している状況です。
上り方面の区間急行も平日・土休日共通で朝方3本、夕方3本の計6本です。
こちらも従来の区間快速に沿った設定ですが、南栗橋での接続を見ると普通接続のケースもあり、エリア利用等の利用も踏まえた列車として仕立てている印象です。
従来の区間快速と同じスタンスと言えましょう。
南栗橋におけるLEDの案内表示です。
系統分断駅としての機能が更に増し、上下とも始発列車ばかりという表示になっています。
各施設の整備状況から、当面はこの形が続いていくものと思いますが、その経過は確認していきたいと思います!!