【調査条件】
・平成18年7月19日(水)
・渋谷駅横浜方にて30分間、発車時の混雑を定点観測
・運行状況はほぼ正常(天候は雨)
【調査目的】
・7/18の女性専用車位置変更による混雑傾向の変化を探るべく、変更後状態を確認する。
【調査結果の要点】
・女性専用車は前方の比較的空いている車両と後方の混んだ車両の中間の混雑である。
・前後の車両が混むと、女性専用車も比例して混む。
【考察】
新設定導入2日目という事で、女性専用車の利用率はどうなっているか着目して見てみましたが、グラフを見る限り、前後車両の混雑率が高くなっておらず、前方に向かって混雑率が減っていく渋谷発という特性を乱すような状況にはなっていませんでした。
ただ、この日は天候が雨だったため、屋根のない位置には人が並ばなかったと想定され、普段より後部車両に集中している状況だと思いますので、通常時の5両目が6~8両目に比べてどうか見てみないと、上記の見解が恒常的な状況なのか今日だけなのか判断が出来ません。
よって、後日再度確認して混雑傾向を見出したいと思います。
混雑面で気になったのは、通勤特急と急行の編成における混雑傾向に差が見られる事です。具体的には通勤特急は2~3両目が急行より混み、6、8両目が急行より空いている事なのですが、停車駅の差なのか、折返しの間合いの違いなのか、イマイチ分かりません。
通勤特急のほうが若干急行より全体の利用率が高いため、列車待ち列を見て移動する渋谷の流動傾向からトコロテン式に2、3号車に押し出していると思っていますが定かではありません。今度ホームで観察してみたいと思います。