No.46 東急目黒線目黒駅 朝ラッシュ時(8:10~8:50)

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【調査条件】
 ・平成18年9月22日(金)
 ・目黒駅の不動前方で上り列車の到着時の混雑を定点観測
 ・運行状況はほぼ正常(一部列車に遅延有)

【調査目的】
 ・9/25のダイヤ改正で急行が新設されるため、比較のため現行状況の確認をする。

【調査結果の要点】
 ・混雑率は150%程度となっており、南北線系統・三田線系統で利用率の差は殆ど無い。
 ・ピーク時の編成全体が160pを越える列車が遅延している。

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【考察】

<全体の混雑率>

 ピーク時間帯30分を見ると、概ね150%前後の利用率になっています。最も混雑する列車が平均170p程度となっており、唯一遅延が生じていました。この遅延した列車の1本前は若干混雑率が低く、2本を足して2で割ればほぼ混雑率は一定になることから、接続関係等で最混雑列車に集中してしまったのかと考えています。

 編成全体の利用率はほぼ同等になっています。160p程度の混雑率は満員ではないことから、各駅の階段位置や目黒の階段位置を考えると、もう少しバラツキがあっても良いかなと感じますが、目黒の乗降を見ていると地下鉄直通比率が高く、6両に対して3箇所の階段があるため、うまく分散して乗っているようです。ホームドアのため、確実に乗らないと行けない意識があるのか無いのか分かりませんが、上手く行っている状況だと思います!!

<三田線系統と南北線系統の利用率差>

 グラフを見る限り南北線系統のほうが1~3、6両目で混み、三田線系統のほうが5両目がやや混んでいますが、前述で述べた遅延列車が南北線系統で混雑率が高く出ていることもあり、車両位置による前後列車の混雑推移を考えると系統による差は殆どないと考えます。

 ただ、白金高輪での乗り換えはしたくない利用客も居るであろうことから、白金高輪以遠の各駅の階段位置を踏まえた傾向は若干あると思われ、それが上記グラフの傾向に示されていると思います。