No.70 東急田園都市線溝の口駅 朝ラッシュ時(7:27~8:27)

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 ※このライブラリは過去の調査データを新形式にして再掲したものです。

【調査条件】
 ・平成17年5月30日(月)
 ・溝の口駅中央林間方で上り列車の到着時の混雑を60分定点観測
 ・1~2分の遅延有(60分に27本運転)

【調査目的】
 ・2007年4月5日から朝ラッシュ時の急行が準急化されるため、参考のため過去データを再掲する。

【調査結果の要点】
 ・溝の口の段階では、急行(一部の車両を除く)は大変混雑しているが、その他は比較的混雑が厳しくない。
 ・急行のうち編成全体が満員でない列車は、長津田において各停接続を受けないなど集客条件がマシな列車。

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【考察】

 過去のデータなので簡潔に述べますと、要点の通りであり、混雑が厳しいものの渋谷に比べれば随分マシな状態であると言えます(急行の大半が超満員であることには変わりないですけど)。

 梶が谷待避、桜新町待避の各停に乗り通しをする人が、急行の準急化により増えれば、溝の口(着)段階においては、幾分分散が進むと考えられますが、溝の口(着)の段階では渋谷方面利用だけという訳ではないので、溝の口下車の人は依然として準急を利用するでしょうし、今後大井町線が延長運転された場合に溝の口始発待ち条件を良くするために準急を利用するという人も居そうであり、鷺沼~溝の口間は今後もさほど変わらないかもしれないと考えています。

 ただ、渋谷方面で見れば先発列車が先着列車になるので、現行よりも混雑率は確実に均等化されると思われますので、そのあたり期待してみたいです。