※このライブラリは過去の調査データを新形式にして再掲したものです。
【調査条件】
・平成17年6月7日(火)
・渋谷駅中央林間方で上り列車の到着時の混雑を60分定点観測
・1~2分の遅延有(60分に27本運転)
【調査目的】
・2007年4月5日から朝ラッシュ時の急行が準急化されるため、参考のため過去データを再掲する。
【調査結果の要点】
・急行は二子玉川(発)段階と同じく最ピーク帯30分間は満員になっている。
・各停は前後の急行の-500p程度の利用率になっており、編成中央部は比較的混んでいる。
【考察】
急行は最ピーク30分間が編成全体で超満員になっており、その前後は編成の端部が比較的マシな混雑になっているため、上記のような混雑グラフになります。
各停も基本的に急行の混雑傾向に似ていますが、編成端部の混雑率の落ち方が急行より大きいです。この結果から、急行に乗る場合は混雑率が高いため編成端部に移動して乗るのに対して、各停は混雑率が低い分だけ編成端部に異動しない状況が伺えます。
急行が準急になると、おそらく混雑率は下がると思われますが、仮に準急と各停の混雑が等しくなると考えると、グラフに灰色で示した全列車平均混雑のようになると思われます。
5~8両目は混むものの現行の急行の端部車両程度になることから、極めてひどい混雑は無くなりそうな気はしますが、はたしてどうなるでしょうか?