【調査条件】
・平成19年1月25日(木)
・日暮里駅成田空港方で下り列車の発車時の混雑を60分定点観測
・運行状況はほぼ正常
【調査目的】
・ダイヤ改正で新設された高砂行快速の利用状況及び普通列車の利用状況確認をする。
【調査結果の要点】
・高砂以遠まで走る快速と比較して高砂行快速は空いている。
【考察】
全体的に空いており、大半が着席できるという状況であるため、少々他の路線の夕ラッシュ時とは状況が異なっております。調査目的の高砂行快速の利用率については、グラフで一目瞭然ですが、以遠まで運転する快速と比べて利用率が少ない状況でした。
普通がメインであることが関係してか、6両編成の位置に並ぶ人が多く、前寄り車両の利用率が低いのが傾向といえば傾向です。普通は青砥までの途中駅で多数下車することから考えれば、快速は決して利用率が低すぎるという事はなく、高砂で押上線方面からの優等に接続するために設定されているという意義からすれば設定意図としては充分機能していると言えます。
率直な印象として、必ずしも8両である必要性が無さそうであるため、高砂から普通に化ける列車として、少しでも遠い区間に対して機能する列車にしても良いのではないかなと感じました。