【調査条件】
・平成19年2月13日(火)
・北千住駅つくば方で下り列車の発車時の混雑を60分定点観測
・運行状況はほぼ正常
【調査目的】
・夕ラッシュ時における八潮待避が無くなった事による混雑率の変化を確認する。
【調査結果の要点】
・旧ダイヤと比較して優等と各駅停車の利用率の差が小さくなった。
【考察】
No.55の調査が旧ダイヤになりますが、トータルの利用状況が異なるため比率の面で見てみると、新ダイヤのほうが優等と各駅停車の利用率の差が小さくなっているように捉えられます。
各駅停車の優等を含めた前列車間隔が2分縮まっているにもかかわらず利用率が旧ダイヤと変わっていない事から、八潮待避が無くなり流山おおたかの森まで先着する事によるシフトがスジ上の分担率減少分より上回っているようです。
守谷行の優等が各駅停車とほぼ同等の利用率であることから、流山おおたかの森まで先着するならば各駅停車も充分戦力になり得るという事なのでしょう。