2012年2月 7日

小田急線代々木上原駅で夕ラッシュ時の利用状況を見る!!

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 先日下北沢駅で利用状況調査を行いましたが、ちょっと優等が混みすぎな感じもあり、もう一度調査しようかなと思ったのですが、どうせなら別の駅のほうが良いかな?ってことで、代々木上原駅で千代田線を含めた下り列車到着状況を確認することにしました。

 以下、コメントです!!

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図:小田急線・千代田線代々木上原下り方面混雑データ(到着時)

 <全体の利用状況>

 上記太枠で囲った18:26~19:26の1時間を対象時間としてグラフに示してみました。

 一部急行列車の混雑率が高いものの、小田急線、千代田線とも概ね立ち客が出ている程度の利用状況で、まだ混んでいるとは言えない状況です。

 以前発行された鉄道ピクトリアルの小田急特集の中で、新宿方面と千代田線方面の利用比率はおおむね6:4という記載がありましたが、本調査において上記一時間における新宿方面は19,020p(58%)、千代田線方面は13,220p(42%)となっており、妥当な数値となりました。

 代々木上原まではある意味倍の本数があるようなものなので、列車ごとの混雑が厳しくないのは当然かもしれませんね!!

 <千代田線からの乗換状況>

 発車時の利用状況は調査していないので分かりませんが、先日の下北沢着の調査から、千代田線接続本数が小田急線の優等に影響していることは明らかです。

 今回もホームの状況を調査していましたが、千代田線からの下車客はそのまま隣の小田急線乗車位置に列を作っていきます。

 千代田線自体の混雑はさほどでもありませんが、1本分受けると概ね900p程度になっているため、2本接続ともなると小田急線の優等は一気に満員近くになってしまいますね。

 その2本接続が快速急行になっており、更に直前の準急を見送る人が居る事が確認できたこともあり、快速急行が満員になるのはダイヤ上仕方が無いなとは感じました。

 快速急行発車時にホームに残る人が見られたのは、快速急行自体は満員近くになっているものの乗り切れないほどではなかったため、後続の急行狙いという事でしょう。

 <多摩急行の利用状況>

 多摩急行が他の千代田線代々木上原止まりと比べて利用がどの程度大きいのか気になっていましたが、概ね1.3倍程度とさして多くは有りませんでした。

 本数自体が少ないのと、他の代々木上原止まりが大半座れるような状況なので、見送ってまで多摩急行を狙わないという事でしょうか(代々木上原まで座ったほうが楽ですし)。

 18:38着の代々木上原止まりは小田急線優等への接続が無く、直後の多摩急行が最速の小田急線方面の乗換列車になっているのですが、ホームに降りた利用客は一旦小田急線側に進むもLED案内板を見て再び多摩急行側に移動するなど、多摩急行も先発列車となれば機能することを確認しました。

 やはり急行と続行となるならば多摩急行を先発させたいなと感じた次第です。

 以上です!!