2007年10月30日

2007年10月29日小田急線東北沢駅工事調査

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 2007年10月29日に小田急線の東北沢駅の複々線化工事状況を確認しましたので、報告します!!

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写真-1:東北沢駅新宿方面を上空から望む

 現在は今後の工事を踏まえつつ構築した仮橋上駅舎を使用しており、下り線側に線路を寄せて上り線側の施工を行っている状況です。

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写真-2:東北沢駅小田原方面を上空から望む

 東北沢駅は既存の地上線の機能を維持したまま(2線にしていますが)、地下函体を構築する必要があり、掘削するために地上線の仮受けをする必要があります。

 その地上線の仮受けも地下線への切換え時を考慮し、複々線で言うところの内側線の位置にする必要があることから、2面4線の機能を停止した後、旧下り追い越し線の位置に仮受け構造を構築し、これを一旦上り線に転用します。

 写真2で見ると分かりますが、仮上り線の軌道構造が仮受け構造になっていますよね。これが現状の東北沢駅です。

 今後上り線の仮受け構造を現上り仮ホームを島式ホームにする形で構築し、仮受け構造の上下線の下で本格的に掘削、地下函体を構築していくことになりますね!!

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写真-3:代々木上原駅側の踏切から工事状況を望む

 東北沢駅の工事ステップは上記の通りですが、代々木上原~東北沢間もこれに従って進められていくようです。

 具体的には、地下駅の東北沢に向けて、優等線・緩行線とも地下に向かって下り勾配の構造にしなければならず、また切換えが出来る形状にしておく必要がある事から、下り勾配の最終形構造物を構築し、かつその上に仮地上線への上り勾配構造を構築する流れとなります。

 この施工順序だと、どうしても代々木上原~東北沢間は2線まるまる工事スペースが必要になるため、千代田線の留置位置をずらしてまで線路を切り換えたのですね。

 切換直後に見たとき、なんか面倒くさそうな手順だなぁなんて思ってしまいましたが、千代田線を挟む小田急線の上下線を2線ずらす必要があった訳で、よくよく考えればなるほどなぁという印象です。