コースター評価:071230スペースワールド(4)
2007年12月30日にスペースワールドにて体験したコースターの評価コメントをします。
その(4)として、過去に乗車済みの「タイタンV」のコース状況についてコメントします。
当日は悪天候のため乗れなかったので、パーク外から撮影しました。外からのほうが良いアングルで撮影出来るんですね♪
この次の日に連結器が外れる事故があったので、微妙な心持ちですが、気を取り直してコースター自体のコメントをすることとします!
写真-1:乗り場全景
2007年3月にリニューアルし、「タイタン」から「タイタンV」になりました。合わせて乗り場と車両は赤を基調としたデザインに変更されました。従来に比べてシックな感じかな?
写真-2:ファーストドロップ状況
最高速度115キロ、最大傾斜角度60度、ファーストドロップ落差54.3mと、今となってはいずれの数値も最高と言えないものの、これらの組み合わせの素晴らしさはファーストドロップの凄さで分かると思います。
ドロップの特徴として、60度の角度を維持する長さが極めて長く、その結果リフトアップ直後から下り勾配になっており、後部車両ではやや強引なくらい引きずり込まれる落下感が得られることと、最下部ギリギリまで60度を維持するため、再び上り勾配に至るまでの区間でかなりのGがかかるという2つのポイントがあります。
そのため、数値以上の迫力があると言えましょう。このドロップはオイラにとっても印象に残っているものです!!
写真-3:セカンドドロップ状況
続いてセカンドドロップです。ファーストドロップと比べるとやや落下勾配が緩くなりますが、基本的に似た線形であり、高さも普通のコースターならファーストドロップ程度の規模ですから、これもなかなかの迫力です!!
写真-4:後半パート
セカンドドロップが終わると、右に旋回して緩やかなドロップ、右180度旋回して、ドロップ、右180旋回と続き、ここで一旦ブレーキがかかります。
何で途中でブレーキ??と思うのですが、この後のラクダのコブ見たいな急曲線線形を通過するために速度を落とす必要があるのです。
最初のダイナミックな線形とは裏腹に後半パートは狭い敷地をグルグル・クネクネと進んでいくのが、タイタンVにとって不幸な制約と言えます・・・
写真を見てもらえば分かりますよね。
写真-5:クネクネ(?)ゾーン
速度はかなり落ちているものの、この線形なので結構身体に堪えます。爽快感は・・・う~ん、無し!!
このゾーンを抜けると、左に旋回し、乗り場方面に向かって直線的な線形で温いキャメルバックとなり終了です!!
最初の迫力が後半だらける感じになってしまうのは残念なところですが、やはりファーストドロップに尽きるコースターだと思うのですよね。これのために乗って良いと思いますよ!!
事故の原因究明がなされ再度復活してくれる事を祈りたいと思います。
◆落下的スリル:★★★★★(最高)
◆コース的スリル:★★★★☆(良好)
◆爽快感:★★★★☆(良好)
◆総合満足度:★★★★☆(大満足)