08年2月25日小田急線代々木上原~下北沢間工事調査
2008年2月25日に小田急線代々木上原~下北沢間の工事状況を確認してきましたので、報告します!!
複々線化工事の進捗に伴い、3/28の夜に東北沢~代々木上原間の上り線を切り換えるとの事で、その状況も確認してきました。
東北沢駅から下北沢駅側を見た状況です。
この区間は地下化されますが、東北沢付近は急行線と緩行線が横に並ぶ地下構造となるため、施工に際して4線ぶんの工事用地の幅が必要なのでしょう、上り線側に約2線ぶんの工事用地が確保されています。
右側に灰色の桁が敷かれているのが見えますが、これが地下掘削時の既設線路を受ける桁ですね。
地下深くまで支持杭を打設し、支持杭と桁で仮設の線路を受けて、直上高架方式ならぬ直下地下方式とでも言いましょうか(適当)、運行しながら地下函体を構築するという手順です。
現在構築しているのは上り線のものだと思われます。3/28に東北沢~代々木上原間の上り線切換が行われますが、その後下北沢~東北沢間も1線ぶん移動する切換が行われるものと思います。
前述の下北沢~東北沢間切換時の切換口状況は、このアングルでみると、ホームを出てすぐの場所になりそうですね。
ひょっとするとホーム端部の線形を変えてくるかもしれません。
線路直下を掘削が可能な仮受け構造になっていることが良く分かります。
また下北沢側の切換時の線形にも対応できるようになっていることがマクラギ幅で分かりますね!!
下北沢側の踏切から見たアングルです。
切換後は線路脇でガツンと工事を進めるため、線路と工事箇所を分ける柵をゴツい形態で構築していますね。
軌道は完成しており、ホーム上家部分の仕上げが若干残っている程度です。近々完了するでしょう。
切換後の線路は将来の急行線のルートをなぞるように線形が引かれています。
この写真で見るまんなか辺りで軌道構造が変化しているので、このあたりが地下区間へのアプローチ部分かと思います。
架線も信号(バッテンマーク付)も設置完了していますね。
代々木上原駅手前部分の配線状況を見ると、新宿方面への線路は出来ていて、千代田線方面への線路を繋ぐ部分が切換対象であることが分かります。
現在線から新宿方面へのルート確保上、事前に切り換えられない訳ですな。なるほど!!