2008年6月9日京急大師線連立工事調査
2008年6月9日に京急大師線連立工事の調査をしてきましたので、報告します!!
まったくのノーチェックだった大師線ですが、何やら最近動きが出ているらしい情報を仕入れ、往復してみました。
予想以上に工事が始まっていてびっくりしましたが、工事概要がよく分かっていなかったこともあり、そのあたりから整理してみたいと思います。
京急川崎から小島新田の手前まで地下化するというのが大枠の概要です。
京急川崎から川崎大師までは既存ルートと異なるルートを通ることになりますが、港町、鈴木町は若干の移動ということで、従来の利便性は極力確保しているようです。
また、京急川崎~港町間に宮前駅(仮称)が設置されることになりました。
地下化にあたり、本線との接続はどうなるのか?ということですが、この写真の通り京急川崎~宮前駅(仮称)の中間部分から連絡線が分岐し、現行の京急川崎大師線ホーム部分あたりで地上に顔を出し、そのまま既存の高架線へのアプローチに繋ぐ感じになるようです。
一次的に本線と分断という状況がないと工事が難しそうですが、京急川崎を1面のみ使用といった対応で何とかやりくりするのでしょうか??
で、今回注目したのは、先行して工事が開始されたいた小島新田~東門前間の状況です。
前述の地下化概要で分かるとおり、既設線路と同じルートを地下化する部分は調整が少ないだろうであろうことと、また交通渋滞の要因となっている産業道路交差部付近を早期に完成させたいということでしょう。連立工事ですからね!!
小島新田駅付近は単線区間になっていますが、左側に防護柵が組まれ、工事用ヤードが構築されていました。
この先で複線区間になりますが、そのあたりは木製覆工が敷き詰められており、その状況が東門前まで続きます。
このあたりが写真-4の地下区間に潜るアプローチの終端部付近で、U型ボックスを構築するため、線路両脇の基礎工事が進められているようです。
線路直下に地下ボックスを構築するため、線路両脇の土留め~基礎工事が行われている状況でしょうか。
東門前から先の工事は先の着工となり、一時的に東門前の地上ホームに向けた仮アプローチを設ける必要があるので、東門前付近は上床コンクリートを打設しない暫定的な構造にしておきそうですね。
見えない工事はよく分かりませんが、何か楽しそうです!!
また機会があったら見てみたいと思います。