2009年1月13日JR中央線連立工事調査(1)
日々コンテンツ復旧作業を進めてきましたが、今日の更新分で鉄道工事・施設研究ライブラリの大手民鉄各線ぶんが完了しました。情報が古くて恐縮ですが、こうして再度UPすると最新の状態が知りたくなったりして(笑)、良い刺激です!!
<鉄道工事・施設研究ライブラリ:復旧作業中>
https://okiraku-goraku.com/work/index.php
続いてJR各線ぶんを復旧していきますので、宜しくお願いします。
情報を更新する際には、変更点など教えてくださいね>皆様
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2009年1月13日に中央線の連立工事(西国分寺~立川間下り線)の工事状況を確認してきましたので、2回に分けて報告します!!
その(1)として、切換後の線路状況です。
##夕方の撮影で、中央線の新型車両の前面窓が青っぽい色合いなので、画像の色合いが若干変になっていますが、ご了承ください(苦笑)。
写真-1:西国分寺~国立間状況1
西国分寺を出発して暫くすると、武蔵野線からの連絡線が地下から登ってきて、中央線の上下線に合流する部分がありますが、そのあたりを撮影したのが写真-1です。
切換前の下り線は高架工事部分を避けるべく右側に曲がり、その中間あたりで武蔵野線が合流する形になっていましたが、今回の切換口がこのちょうどこの部分なので、分岐ごと移設したような感じになりました。
そのため、武蔵野線からの線路も移設した跡が幾分見受けられます。
武蔵野線からの連絡線が合流する分岐部分の状況です。
既に高架線へのアプローチ区間ギリギリの場所に分岐が挿入されており、なかなかシビアな線形に感じました。
ちなみに既存の線路が駅周辺のレベルに対してやや高い部分に位置しており、高架化した線路の高さが通常より低く感じられます。浦和みたいだなぁと思ったり。
さらに言えば今回の西国分寺方の切換箇所を過ぎるとすぐ国立駅なので、え?もう国立駅?って思っちゃいました(笑)。
国立駅直前部分の状況です。
渡り線が既に設けられていました。
ホーム上にそびえ立つ2基のタワークレーンが印象的でした!!
国立駅の施設については、その(2)でコメントしますので省略。
右側すぐの場所に旧下り線があることが架線の位置から分かりますが、ギリギリの部分に高架下り線を構築したことが分かります。
よって、高架上り線を構築するにあたっては、現在の仮ホームの一部分は撤去するような感じになるのではないかと推測します。
国立駅から暫くは直線区間になっており、完成した区間らしい姿を見せています。
遠くに見える山間といい、高架線からのアングルらしいというか、良い景色ですね。
途中区間で一部電架柱の形状が異なる部分がありました。右側の旧線部分も頑丈な柱が立っているので、電気関係の設備の要点でしょうか?
よく分かりません・・・
立川に近づくと、緩やかな下り勾配区間となりますが、この付近は旧線と幾分離れており、将来の上り線部分も施工が可能な状態だったのか、既に上り線側のスラブ、高欄まで構築が完了しており、電架柱も複線タイプになっていました。
切換口付近の状況です。
西国分寺側と同様にアプローチ部分ギリギリの所が切換口だったようです。
右側は旧線で、その隣が留置線ですが、上り線構築に際して留置線端部が若干支障しそうな雰囲気があります。
どのようになるのか、興味深いところです!!
##その(2)に続きます。