2009年2月8日小田急線向ヶ丘遊園~和泉多摩川間工事調査
2009年2月8日に小田急線向ヶ丘遊園~和泉多摩川間の工事状況を調査してきましたので、報告します!!
現在、上り線の2線化工事が進められていますが、3月14日のダイヤ改正に向けて整備されるのは確実で、進捗、切換の施工方法などを確認してきました。
上り内側線の軌道が踏切部分を越えたところまで敷設完了しています。
線形がやや上り線側に向いていることから、この線路に擦り付けるべく、向ヶ丘遊園駅ホームの端部1両分くらいを移設するのだろうなという予測は立ちます。
ホーム端部状況を別アングルから確認してみました。
ホーム上からも端部は仮設構造になっていることが分かりましたが、移動量がさほどでも無いので切換時は天端部分の処理で何とかしそうな感じでしょうか。
屋根がギリギリ一杯まで構築されていることから、副本線部分の線形改良とあわせてホーム本設化工事は継続して行われそうな気がします。
とりあえずダイヤ改正までに配線だけは何とかするといった感じでしょうか。
向ヶ丘遊園の登戸方には渡り線が設けられなかったかと記憶しているので、おそらく見えている分岐は切換後に撤去されるかと思います。
この機能は後述の登戸駅の和泉多摩川寄りにシフトすると。
登戸駅手前の状況です。
内側線用のバッテンの信号が確認出来ます!!
ダイヤ改正後は各駅停車が分離されるといっても、ダイヤ上2分間隔程度の運行は継続されるでしょうから、詰められる信号設備になっているのでしょうね。
既設の信号の手前に2線化後用の信号が新設されています。
シーサスを介して内側・外側両線に行けるため、2つ設置されていますね。
多摩川橋梁上の長らく中途半端に状態になっていたシーサスも出来上がっていました。
和泉多摩川の切換口の状況です。
どうやら、分岐部分を回り込む形で内側線、外側線それぞれを切り換えるようです。
外側線は和泉多摩川駅のホーム延伸に合わせた線形にする必要ががあるので、この切換で最終線形に一気に持っていく感じになりそうですが、内側線はどうでしょう?
切換後分岐を撤去するだけでもOKという感じですが、余分なスペースは上下線間のほうが色々と都合が良さそうなので、後で線形を変えそうな気もします。
バラスト構造ですしね。
3月上旬に切換のようですが、楽しみです♪