阪神なんば線開業関連調査遠征(10) 阪神本線工事調査その1
2009年3月30日に阪神本線の芦屋~魚崎間の連立工事状況を調査してきましたので、報告します!!
トップ写真では住吉・芦屋間となっていますが、今回は切換に向けた仮線敷設工事が進んでいる部分のチェックということで・・・
その1として、魚崎~青木間の状況です!!
魚崎駅の上りホーム端部から梅田方面を見た状況です。
地形的な関係で梅田方で下り勾配区間になっていますが、仮線への切換口は駅を出てすぐの場所で、魚崎駅のレールレベルを維持した形で上り線の脇を進んでいく形になります。
既に切換口付近を除いて軌道敷設まで概ね完了しているようでした。
上り線の脇に線路防護柵が立ち並んでおり、前述の通り現在線よりやや高い位置に仮線が構築されています。
青木駅に近づいてくると、現在線と同一レベルになり、敷設された軌道が目に入ります。
上り線からの離れは概ね1.5線分程度でしょうか。
青木駅は副本線の曲線線形が急なタイプの2面4線駅なので、仮線は駅手前でやや曲がり、現在線離れた場所に無理の無い1面2線の島式ホームを構築していました。
ホーム部分は仮上り本線が現在の副本線に隣接した位置関係ですね。
既に分岐も敷設されています。
この写真は三宮方の踏切横断部からの撮影ですが、踏み切り部分だけ軌道が敷設されていない状況でした。
とはいえ、そう遠くない時期に仮線工事は完了しそうです。
三宮方と同様の状況です。架線もすでに張ってあり、完成間近といったところでしょう。
本線側も緩やかなカーブになっていることが分かりますね。
仮ホームの幅は現行ホームと同等程度ありそうでした。
有効長も同様で、近鉄車6両には対応していない感じでした。
青木といえば、快速急行が停車した実績もある駅ということで、将来的には停車を考慮した有効長を確保しそうですけど、そのあたりはよく分かりません・・・