阪神なんば線開業関連調査遠征(4) 阪神本線施設改良調査その1
2009年3月30日に阪神なんば線開業&近鉄奈良線との直通開始に伴う、阪神本線の施設改良状況を調査してきましたので、報告します!!
その1として、御影、魚崎の状況です。
御影駅は、曲線区間に設けられた駅であり、ホームが曲線かつ有効長が阪神車6両でギリギリということで近鉄車も走る快速急行は通過になっています。
なので施設改修は無いものかと思ったら、ホームのいたるところに端部改修箇所がありました。
車体が長い近鉄車が接触しないよう接触限界の見直しを行ったものと思います。
本線側、副本線側とも見直されているようで、通常使わないにしても施設的には全線対応といったところでしょうか。
先端のタイルが新しいものに変更になっていることが分かります。
これが全面なら施設改修とも言えますが、分かりやすく曲線の厳しい部分だけですので、近鉄車対応なのだろうと思います。
梅田方端部は2線ともタイルが置き換えられていました。
それにしてもホーム設置がギリギリですねぇ・・・
利用客の数で言えば魚崎のほうが上回っている最近のようですが、緩急接続が出来る駅としてダイヤ上重要な駅であることは変わりなく、御影はおそらくこのままだろうと予想します。
快速急行が特急系統と続行であり、上下とも特急系統を介して魚崎とのダブル乗換になりますが、乗り継げることから、それで何とか・・・というのが本音かもしれませんね。
このアングルで改修箇所と未改修箇所の違いが分かりますでしょうか。
なお、この改修が近鉄車対応ではないかというのはオイラの目測的予測なので、ひょっとしたら全然違う理由で改修しているかもしれないので悪しからずです。
魚崎については、上下ホームとも梅田方、三宮方を数メートルずつ延伸していました。
既存部分とは縁が切れている独立構造で、舗装、上家鉄骨を見ると今回の近鉄車対応の施策であることが分かります。
まぁ、綺麗なので分かるんですけどね(笑)。
三宮方は桁がかかっている部分ギリギリまで伸ばしています。
両側の延伸量を足すと概ね近鉄車6両と阪神車6両の差程度でしたね!!
その2に続きます!!