阪神なんば線開業関連調査遠征(5) 阪神本線施設改良調査その2
2009年3月30日に阪神なんば線開業&近鉄奈良線との直通開始に伴う、阪神本線の施設改良状況を調査してきましたので、報告します!!
その2として、芦屋、甲子園、武庫川の状況です。
写真-1:芦屋駅三宮方状況
芦屋駅は、その1報告の魚崎と同様に、上下ホームとも梅田方、三宮方を数mずつ延伸していました。
延伸部分は緑色の桁の部分です。既存構造物とデザインは極力似せていることが分かります。
写真の奥に見えていますが、踏切付近ギリギリまで延伸した状況になっています。
甲子園については、三宮方に数メートル延伸しているのが確認できました。
魚崎や芦屋と異なり、ホーム下の構造が仮設パイプ組み立てによるもので、永久構造物らしからぬ形状でした。
武庫川~甲子園間の高架化工事が行われるので、その関係かな?と調べてみると、施工範囲が甲子園駅の真ん中あたりまででした。
梅田方が改良されて、ホームが全体的に梅田方に寄るため、三宮方の延伸はとりあえず暫定でという事だと辻褄が合いますね。
ホームの構造物自体は延伸していないようですが、タイル関係は数メートル延伸していました。
今まで余裕があったものをギリギリまで止めるようにしたという事でしょうか。
武庫川駅は、ご存知武庫川線との乗換通路が川を渡っている特殊な駅ですが、その構造ゆえに延伸することが出来たという素敵な状況でした。
乗換通路としての形状をホームにするため、ホーム上家、舗装、端部タイル設置等が行われていました。
川の上であるが故、構造は若干複雑な感じに既設部分と縁が切れています。
従来部分よりホーム面が高いのは現行基準で作ったとか、そういう感じの理由かと思いますが、一部分だけ形状が異なっており、なかなか難しいものだなぁと感じた次第です。
本線関係についてのコメントは以上です!!