2009年5月26日小田急線代々木上原~梅ヶ丘間工事調査
2009年5月26日に小田急線代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化工事状況を調査してきましたので、報告します!!
代々木上原~下北沢間の下り線が工事進捗に伴い切り替わり、世田谷代田~梅ヶ丘間上り線も切換準備が着々と進められていました。それら状況についてコメントします!!
前回調査は3月の以下です。
下り線の切換が実施され、分岐はそのまま維持していますが、内側線へのルートが下り線となりました。
これまでの切換でも、再切換後に必要となる配線は維持していたので、この分岐は今後も使うものと推測します。
しばらく進むと、更に内側に1線ぶん(旧千代田線電留線部分)曲がります。
この先の小田急線下り2線分の高架橋を東北沢手前で地下に潜らせる形な変えるためで、既に施工を完了している上り線側の工事と同様であります。
工事箇所には線路防護柵が立てられており、これから施工が進むものと思います。
旧下り線軌道は近々に撤去されそうな雰囲気でした。
東北沢駅については、旧上り仮線が使用していた部分を転用しており、結果島式の仮設ホームとなりました。
駅部分は軌道が工事桁構造になっているので、かなり後まで使うことになりそうですが、踏切手前部分については現行の軌道と左側の鋼材のラインが異なっていることから、前述の高架橋改修後の切換があるのかなと推測します。
千代田線の電留線を正規に復旧する必要もあるので、そのあたりの兼ね合いは有りそうかなと。
東北沢~下北沢間も仮線化されていました。
従来の下り線より上り線側の位置になります。
この通り直線的に工事桁の軌道区間が続いています。
下北沢手前で既存線に摺り付きます。
1線ちょっと位置を変えているので、急カーブで繋げており、ホームの端部も線形変更に伴い一部範囲が仮設化されていました。
世田谷代田駅の下北沢方では、上り線の仮線化工事が進められていました。
既に軌道も敷設されており、現行の下り線に隣接する位置に仮上り線が設けられることが分かります。
世田谷代田駅部は上り仮ホームを構築している状況でした。
橋上駅舎の柱がホーム端部あたりに位置しているため、受け替え工事が行われそうです。
世田谷代田駅を過ぎると、梅ヶ丘付近の地下アプローチ部分上部に設けられた工事桁区間になりますが、上り仮線もほぼ軌道敷設まで完了しており、世田谷代田の駅部が完了すれば切換といった状況かと思われます。
仮上り線は梅ヶ丘駅手前付近まで仮下り線に隣接した位置で作られていました。
どうやら梅ヶ丘駅部の配線切換は最終的な切換まで特に弄らないようです。
勾配区間に分岐が設置できない結果が今の配線ですから、分岐が要らなくなるまでは変更できないという事でしょう。
以上です!!