2009年5月9日JR浦和駅高架化工事調査
2009年5月9日にJR浦和駅の高架化工事状況を調査してきましたので、報告します!!
現在は、京浜東北線の上下線が高架ホームになっており、宇都宮・高崎線の上り線を高架ホームにすべく工事が進められています。
宇都宮・高崎線上り線からのアングルです。
1線ずつ高架化する手順で進められており、切換後のほうが曲線(むろん運転に支障ない線形ですが)というのが特徴的と言えば特徴的でしょうか。
隣接する京浜東北線と同等の線形になるものと思います。
大宮方の切換口は、スパンの長い桁(左側の黄緑色の桁)を架け替えるため、工事としては難しい部類になるかと思います。
一番最初の切換間際に京浜東北線上り線脇に桁と大型重機械が据えつけられていた記憶がありますが、おそらく今回もそこから架設でしょう。離れれば離れるほど大変そう・・・
その桁の先から暫くは盛土高架になっているようですね。
既に軌道が敷設されていました。
写真-2の部分から駅手前直前部分まで軌道の敷設が完了しているようです。
この手前部分からホームの工事がおこなわれており、軌道敷設箇所が移動ヤードになっているようなので、ホーム構築に邪魔しない部分だけ軌道敷設を先行したということかと思います。
電架柱は宇都宮・高崎線上り線1線分を増設したような感じで準備完了です!!
大宮方の部分はホーム桁が架設完了している状況でした。
上り線部分だけの構築なので、下り線方端部は継ぎ足しが出来るような感じになっていました。
鋼材の形状から、階段部分が端部に位置する程度の幅が確保される状況で、京浜東北線の上りのみ高架化された時と同等程度となりそうです。
上野方の部分は最も工事が進んでおり、ホーム桁の上にはPC板が敷設され、ホーム上家鋼材の架設も行われています。
この2つを大宮方に向かって進めていくのが当面の施工内容かと思われます。
上野方も大宮方と同様の状況で、切換後の線形のほうが若干曲がる形になります。
線形は上野方のほうが自然な感じかな?
ちなみに高架橋部分の施工は完了しており、軌道の敷設はまだでした。
切換口部分は既存線にスパンの短い桁があり、その脇に開口養生らしきものがあります。
京浜東北線の線形に沿って切替えられるとすると、この部分が切換口になると思われ、桁を移設なり撤去新設なりする形で線形を変えるものと推測します。
大宮方に比べれば規模が小さい故に施工はしやすそうな感じはしますね。
以上です!!