2009年6月8日東急東横線中目黒駅改良工事調査
先日飲み会前にチェックした、東急東横線中目黒駅付近の工事状況について報告します。
中目黒駅は耐震補強工事が進められるとともに、東京メトロ副都心線直通を見据えたホーム10両化工事やエスカレータ設置等の改良が行われます。
土木工事として面白そうな感じなので、今回から巡回コースに入れます!!
改札を出て見てビックリ!!
改札付近以外の高架下は既に工事用フェンスで囲われていました。
見えないところでプロジェクトは進んでいたんですね。
もう少し前からチェックしておけば良かった・・・
東急のサイトでも見れる情報ですが、改めて内容をば!!
ホーム10両化のため延伸は、現在のホームに対して渋谷方と横浜方の両方向です。
上りホームの渋谷寄りは利用が多いにも関わらず最も狭い部分であるため、高架橋を拡幅した上でホーム延伸がなされることが分かります。
日比谷線の留置線を若干ながら弄るかと思ったら、配線的には変更が無いようです。
エスカレータは改札口に最も近い位置に設けられるようです。渋谷寄りが便利な場所ですから、出来たらかなり利用されそうですね!!
工事概要をもう少し見てみると、日比谷線の留置線の先端部分の先にモーターカー庫を新設するなんて記載がありました。
上りホームの横浜方にあるのが現行のモーターカー庫でしょうか?(後述)
そうなるとホームを延伸するスペースを確保するための支障移転という見方が出来ますね。
写真-2の沿道で唯一色を変えて表示しているのが、上り線渋谷方のホーム延長に伴う高架橋核腹部の沿道です。
正直ここの拡幅は現行の仮囲いラインでは行えないと思うので、一時閉鎖なり縮小なり工事期間中は何らかの動きはあると思います。工事後は、高架橋の形状にもよりますが、車道として維持されるかどうかはよく分かりません。
沿道は東急ストアがあり、ある意味身内かなぁといったところで、故にどうなるか読めない所です。
目黒川を越えた、渋谷方の沿道部分です。
この部分も高架橋の拡幅部分になりますが、既にホームが無くなり既存線に擦りつく部分なので、既存高架橋の改築状況によっては、張り出し構造になるのかなと思える微妙なボリュームです。
この道路は写真-4の部分と異なり色が変わっていないので機能維持と読みます!!
下り線の渋谷方の延伸は既存部分の幅の変更が無いため、高架橋拡幅という表現ではありますが、ボリュームは上り線ほどではない事から、若干の拡幅&構造の変更といった感じかと思われます。
現地状況はこんな感じ。
狭い・・・
狭いけれども、東急ならやっちゃうでしょって感じですよね(笑)。
オイラはこういう仕事は請け負いたくありません・・・
上り線の沿道にならんか動きがありそうな部分の反対側、下り線側沿道の状況です。
近接する建物の工事も絡んでいるのかもしれませんが、道路整備なされているのが引っかかります。
上り線側の沿道が使えなくなった場合の代替機能を設けているような気がしないでもないです。
横浜方のホーム延伸部分についても、高架橋拡幅という表現があります。
図面からボリュームが少ないことが伺えますが、渋谷方のホーム延伸部分拡幅が発生していることから、なんらか構造上いじる必要があるのでしょうね。
写真-8より横浜方の状況です。
写真-8の部分より拡幅量は少なく、ホーム延伸から外れる部分であるため、高架橋の耐震補強等改修の延長で改良が行われそうな雰囲気かなぁ?
よく分からないというのが正直なところです。
上りホームの横浜方延伸は、端部にある駅務設備と隣接するモーターカー庫(?)の部分を撤去して、ホームに置き換えるようてす。
モーターカー庫は日比谷線の留置線の奥になるようですが、駅務設備はどうなるのでしょうか?
まぁ適切な位置に移動するでしょう。
上り同様駅務施設を撤去してホームを延伸します。
延伸量が上りより長く、分岐ギリギリまで延伸するようです。
そうなると少なからず配線変更がありそうな感じですが、写真-2ではそのあたり読み取れないんですよね。
微妙な線路移動があるならば、高架橋拡幅のニュアンスも分かってくるのですが・・・
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以上です!!
巡回コースに入れたので、また暫くしたら見てみたいと思います。