2009年7月17日開業:飛鳥山モノレールに乗ってみた!!
非番の本日、王子・飛鳥山の斜行スロープカー(通称:飛鳥山モノレール)の開業日という事で、夕方初乗車してきました♪♪
夏休み/3連休前に開業したいという事で、本日が開業日なんだと思いますが、金曜日とは言え結構混んでいるんじゃないかなぁと思いつつ行ってみると、あっけないほど空いていました。
とは言え、特殊な構造の乗り物ゆえに、稼動している姿が周りに周知されると一気に知名度が上がっていく気もします。
とりあえず、今日乗っておいて良かったと思っています!!
狙った訳じゃあないんですが、勤務様々かな(笑)。
写真-1:飛鳥山モノレール乗り場(下)全景
王子駅の中央口改札口を出て飛鳥山側を望むアングルです。
徒歩30秒程度で下のホームに到着することが出来ます。
位置づけがエスカレータのようなものなので、過剰な案内は無くシンプルな感じになっています。
写真-2:飛鳥山モノレール乗り場(下)設備状況
下の乗り場はホームがガラス造りの上家に覆われており、ホームドアを介して待合用椅子が配置されています。
開業して落ち着いてからは、そうそう待ち列が出来るような状況にはならないだろうといった設備と言えそうです。
下側の乗り場が上側に対して立派なのは、車両の留置庫としての機能を持たせているためでしょうね。
写真-3:飛鳥山モノレールに乗車する!!
オイラが到着した頃は20人ちょっと並んでおり、1台見送る状況になりました。開業初日という事もあり、上下乗り場に係り員さんが居て、定員乗車のチェックやボタン操作をしていました。
この写真は1台前の発車時状況です。
ホームドアの脇に呼び出しボタンがあり、車内には行き先ボタンがあります。
走行形態こそ異なれど、仕組みはまんまエレベータという事ですね。
写真-4:急勾配を登っていく状況(上側を望む)
車内の幅を考えると、このレールは細すぎる気がしないでもないのですが(苦笑)、当然のごとく大丈夫でして、安定した走りを見せています。
思ったよりゆっくりな走りですが、それもあってか震動もなく非常に静かな走りをするんだなぁという印象を持ちました。
写真-5:急勾配を登っていく状況(下側を望む)
何しろ急勾配ですから、あっという間に王子駅を見下ろす形になります。
タイミングによって、新幹線、JR線、都電が見える状況にもなり、お子様は喜びそうなシチュエーションですね。
座席は進行方向に対して前後3席ずつありますが、下側の3席が特等席になりそうです。
写真-6:飛鳥山モノレール乗り場(上)設備状況
前述の通り下の乗り場に比べると軽微な設備ですが、それでも屋根とホームドアはきちんと整備されていますから、立派過ぎるといっても良いくらいでしょう。
待合用の椅子はありませんが、近接位置(花壇を挟んで反対側)に公園用の椅子があります。
写真-7:飛鳥山モノレール昇降状況
ちなみに運行状況ですが、上下とも片道の運行時間は概ね90秒程度でした。
乗り場における乗降は1分前後といった感じで、1サイクルは約5分程度と言えそうです。
これを短いと取るか長いと取るかは個人差もあるかと思いますが、常時1台待ち程度に収まれば良い感じじゃないかなと思います。
写真-8:飛鳥山モノレール全景
ざっと乗車した感想を書いてみましたが、一公園の昇降設備としては、これ以上ないくらい楽しさがあります。
形式的にもロケーション的にも集客する魅力は有ると思われ、飛鳥山公園の一つのウリになるでしょう。
この手の乗り物が好きな方にはぜひとも乗ってもらいたいです!!
ちなみに運行時間帯は10時から16時となっていますので、若干の注意が必要です。
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今後もトラブル無く安定走行してくれることを期待したいですね♪